麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2021」20日目が11月5日(金)に開催された。
第1試合結果はこちら!
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第2試合出場選手
東:日向藍子
南:近藤誠一
西:沢崎誠
北:園田賢
第2試合
東1局、日向がトイトイテンパイ。沢崎が全山リーチも一発目に持ってきたのは日向の当たり牌。日向の7700のアガリ。
東1局1本場、近藤がホンイツチートイツのテンパイ。
自風の単騎からオタ風の単騎とするも、このはすでにテンパイしている西家の沢崎に暗刻。単騎続行なら沢崎から打たれたで近藤のアガリだったかもしれないが、近藤は沢崎の当たり牌を掴み放銃。三暗刻がついて6400の沢崎のアガリとなった。
開かれた手牌にあるの暗刻を見て近藤は何を思うか。
東2局、親の近藤がタンヤオ・赤1のテンパイも園田のリーチに勝負し満貫放銃。
東3局、園田がどちらをツモっても一盃口がつく珍しい形のピンフリーチ。をツモって1300・2600。たろうのあとに続くトップとなるか。
東4局、園田の親番。日向がをポンして待ちテンパイ。沢崎から切られることもあるかと思われたが、沢崎も使い切ってでテンパイ。
この局は沢崎がをツモって1000・2000で南入。
南1局日向が大三元も見える手牌だったが、園田がネックのカンが鳴けて盤石のタンヤオ・三色・ドラ1のテンパイ。日向から3900のアガリでリードを広げて局が進む。
南2局、近藤の親番。この局はスピードを犠牲にしてホンイツに向かうも、沢崎の赤を2枚切り飛ばしたトイトイに放銃となってしまう。
このアガリで沢崎は2着目に浮上。
南3局、園田が先制リーチも親の沢崎がドラドラ赤で仕掛けていく。しかし園田が1000・2000ツモ。園田盤石の状態でオーラス親番を迎える。
オーラス、2着目の沢崎は跳満ツモでトップになるが、3着目の日向とは1300点差。ドラのを引き入れ、テンパイ。1巡回してリーチ。高めツモなら条件を満たす聴牌となった。
近藤も最終手番で七対子テンパイ。ツモ番なしリーチを敢行するもアガリは出ずに流局。1300点差の日向も一向聴だったがテンパイまでたどり着かなかった。
園田が逃げ切ってドリブンズは連勝した。
第2試合結果
1位 園田(ドリブンズ)+64.6
2位 沢崎(サクラナイツ)+8.1
3位 日向(ABEMAS)▲15.0
4位 近藤(フェニックス)▲57.7
11月5日トータル結果
ドリブンズ(たろう1着・園田1着)+132.5
サクラナイツ(堀2着・沢崎2着)+14.5
ABEMAS(白鳥3着・日向3着)▲38.8
フェニックス(東城4着・近藤4着)▲108.2
ドリブンズがたろう、園田で連勝となり、トータルスコアは▲190.9と200ポイントを割り込んだ。今後に繋がる大きな1日となった。
フェニックスは大きく苦しみ7位に転落。シーズン序盤に好調だった雷電と共に3桁マイナスのゾーンに突入。このあたりが踏ん張り所となるだろう。