こんにちは、まろちょふです。
今回は5/21(日)に麻雀スリアロチャンネル で放送された第42期最高位戦B1リーグ 第4節での土田浩翔プロの一打を紹介します。
対局者は土田浩翔プロ、日向藍子プロ、佐藤聖誠プロ、竹内元太プロの4名です。
最高位戦B1リーグは全12節・48半荘を戦うリーグ戦で、成績上位2名がAリーグへ昇級、下位4名がB2リーグへ降級となります。
ルールは30000点持ち30000点返し、順位ウマが10-30となります。
場面は3回戦オーラス、トップ目の日向プロの親番、ドラはです。ラス目の土田浩翔プロは3着目の佐藤聖誠プロと1600点差。逆転できればウマだけでも20000点相当なので、是が非でも逆転したい場面です。
配牌はこちら。初手に字牌を切らないポリシーにより、初手は打。
、と引き、狙いを平和に定めます。
、と引き、徐々に手牌が整っています。ドラを使ったダマの平和になると理想的です。
次順のツモはつもぎり、平和への意識が感じられます。
自力で、と引き、聴牌。
立直すればどこから出ても2000点となり条件を満たしますが・・・?
ここはダマテンを選択します。ツモか直撃であれば逆転で、が場に三枚飛び。タンヤオ変化のもありそうという判断でしょうか。
土田プロの聴牌打牌のを佐藤聖誠プロがチー。形式聴牌の1シャンテンとします。タンヤオの振り替わりも残っています。
を引き土田プロが小考します。佐藤プロの現物のを打つかと思われましたが・・・・?
なんとを切り単騎の立直としました。
竹内プロ、日向プロからの1300のロンあがりは着順が上昇しないにもかかわらずこの判断をしたということはあがり率にかなりの違いがあると判断したということでしょう。
8巡目のはツモ切りでここでの手出し立直はほぼ関連牌とは読まれそうですが、それと同時にがそれぞれ3枚飛びでかなり使いづらい牌でもあります。
そして立直を受けた佐藤プロ。聴牌を取らないと逆転されてしまいます。が薄いことも手伝ってやむなく切りとなり、土田プロへの放銃となってしまいました。
思い切った判断で着順アップをたぐり寄せる驚きの一打でした!