ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第394回「ゼロ秒思考の麻雀 著:ZERO その4」 7 受けがかぶっている浮き牌の価値が低くなるのは確かですが、例えばとあるならツモのリャンカンよりツモのリャンメンを優先して打とするように、基本的には19牌<28牌<3〜7牌の差が埋まるほどではありません。39ページの牌姿のようにが3〜7牌よりも価値が高くなるケースはむしろ珍しいですね。受けかぶりそのものを嫌わないよ...
もっと食うための現代大食技術論もっと食うための現代大食技術論 第42回 所用のため小倉で一泊することになった時の話。第27回で御紹介しました、「ラーメンだるま小倉店」のツイートを見ていたところ、本日よりぶた(チャーシュー)をウデ肉からバラ肉に変更するとのお知らせが目に入りました。豚肉なら脂身の多いバラの方が好きな私としてこれは見逃せません(笑) 汁無し大(野菜マシマシアブラマシマシ)+...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第393回「ゼロ秒思考の麻雀 著:ZERO その3」 5 p31の上の手牌のように、トイツが1つのみで、面子ができる代わりに雀頭が無くなるような受け(残しのツモ)に関しては、リャンメンができるのと同程度の有効牌というところでしょうか。それならリャンメンを作るツモが2種ある3〜7の浮き牌を残した方がよいと言えそうです。 p31の中の手牌は2トイツにつきカンチャンよりシ...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第240回 にくっつくとタンヤオ、親なのでダブの重なりは残したい、チートイツ2シャンテンなので2枚持っている牌は残すということでを切りましたが、が重なるようならチートイツ1シャンテン。他の牌が重なってもチートイツ1シャンテンなのですから浮き牌役牌を残すメリットはそれほど大きくありません。それならで面子ができることを優先して切りで...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第239回 メンツ候補オーバーで3トイツの形。そうなると単独のトイツ落としでかとなりそうですが、を切るとツモから三色に変化した場合に雀頭が無くなります。一方を切ると今度はツモから一通に変化した場合に雀頭が無くなります。よってここではメンツ候補オーバーに受ける打。5ブロックか6ブロックかの問題で目先の受け入れや、余り牌を出さないこ...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第392回「ゼロ秒思考の麻雀 著:ZERO その2」 3 p23の手牌はドラなら流石にドラ重なりをみてから切りますが、ドラでないなら平和がつく分客風の価値が高いまであるので、他家に重ねられてから鳴かれてアガリ率が下がらないようにを先切り。一方p24のような手牌であれば、中張牌の浮き牌はもちろん、手役に絡まない悪形メンツ候補よりも役牌を残したいところです。 「アガリに...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第238回 ひとまず客風からということでを切りましたが、ツモなら平和のメンツ候補が揃う(順子とリャンメンが合わせて4つ)ので、雀頭候補として客風が残っている方がよいことになります。 また、タンヤオになった場合はいずれにせよ字牌は不要なので、先に切ることで他家に鳴かれる可能性が下がるという点で役牌先切りがよくなります。 今回の...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第391回「ゼロ秒思考の麻雀 著:ZERO その1」 1 14ページの手牌でペンチャンを落とすと、ツモだけでなく、ツモでもペンチャンを残していれば(を1枚切ることになるとはいえ)純チャン変化もある1シャンテンになります。ペンチャンがかぶった時以外にもペンチャン残しが有利なら、通常の3〜7浮き牌よりは残します。 また、残しはツモだけでなく、ツモもが浮き牌として残ってい...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第237回 リーチの現物待ちでダマ5翻テンパイ。セオリー通りにダマにしますが、点数状況的にリーチで跳満以上を確定させるメリットも大きく、親リーチの一発目に両無スジのを切ればダマテンを警戒されても不思議ではないところです。 とはいえ他家の立場からすれば、ダマテンかもと思っても共通安牌が無ければリーチ者の現物を優先してしまうもの。...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第236回 親リーチの次巡にこちらもテンパイしましたが、リーチして2翻のカンテンパイ。従来であればとても勝負にならないと思われていた手ですが、親リーチに対して悪形2翻でもギリギリ押せるということは「統計学のマージャン戦術」でも示されています。 しかしあくまで、「一般的な局面」を想定した場合に、「ベタ降り」と比較して、「やや有利...