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もっと勝つための現代麻雀技術論 第160回 「麻雀クイズ 回答と解説」

もっと勝つための現代麻雀技術論 第160回 「麻雀クイズ 回答と解説」

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 前回の問題の解答、解説です。

 トリプルロンがありなら残りの2人のアガリ点が高くてトップから3着に落ちるケースもありますが、天鳳ではトリプルロンは流局。

 あがったにもかかわらず着順が2つ落ちるとなると、トップ目が役満を確定する牌を鳴かせて包になった後、役満テンパイ者とダブロンになったので放銃点を放銃者と折半することになるケースに限られます。

 最低点を考えると、役満をあがるのは親の東家。東家のアガリ役の最高点は字一色大三元四槓子(または字一色大四喜四槓子)のトリプル役満(144000点)。

 天鳳は複合役満を含む得点を放銃者と包者が折半するルールなので、東家への支出は72000点。オーラス開始時点のトップ目の最低点は全員同点でトップ目が南家の場合で25000点。

 収入の最低点は、リーチのみ40符1翻1300点をあがり、リーチ棒を上家取りで東家に取られた場合で1300-1000=300点。よって、考えられる最低点は、25000+300-72000=-46700点となります。

 問題の条件から包を思いつくことは麻雀クイズに慣れている方には容易だったと思いますが、最低点を求めるには天鳳の細かいルールを押さえておく必要がある問題でした。

 包についても取り決めが色々あります。四槓子に包を適用するかどうか(天鳳は現在では無し)。採用例は稀ですが字一色、緑一色、清老頭の4つ目を鳴かせた場合も役満確定ではないけど包を適用するルール。

 複合役満の放銃の場合、天鳳は全体を放銃者と包者で折半しますが、包者は確定させた役満の点数のみ放銃者と折半するルール。放銃の場合の積み棒をどうするか(天鳳は包者の一人払いだが、放銃者の一人払い、放銃者と折半、上家が払う、下家が払うルールがある)。

 積み棒を折半する場合、余った100点は誰が払うか(放銃者が支払う、包となった者が支払う、上家が支払う、下家が支払う、切り上げ、切り捨て)。役満祝儀有りなら祝儀の支払いはどうするか…と、細かいのも含めれば実に様々です。

 打牌選択に全く影響を与えないようなルールの違いが無数にあるのは、ある意味麻雀の魅力なのかもしれませんね。

 答 トップ目が役満を確定する牌を鳴かせて包になった後、役満テンパイ者とダブロンになったので放銃点を放銃者と折半することになった。 最低点は-46700点。

 次回から第2章「押し引き」の補足に入ります。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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