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Unlucky Morpheus紫煉「0.1㎜でもいいから前進していく」【マージャンで生きる人たち第41回】

Unlucky Morpheus紫煉「0.1㎜でもいいから前進していく」【マージャンで生きる人たち第41回】

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 麻雀プロリーグ「Mリーグ」をモチーフとした楽曲を発表したヘヴィメタルバンドUnlucky Morpheus(アンラッキー・モルフェウス)が麻雀界で話題となっている。Mリーグをモチーフとした「Top of the “M”」「“M” Revolution」という2曲の作詞作曲を担当し「麻雀ファンや麻雀プロの方にこんなに聞いて頂けるとは、思ってもいませんでした」と驚くリーダーの紫煉(しれん)さんに、Mリーグへの想い、そして音楽に対する想いを聞いた。

紫煉(しれん)プロフィール

神奈川県平塚市出身。3月10日生まれ。Unlucky Morpheusではリーダーとして、ギターと作曲を担当。リスペクトするバンドはX JAPAN。好きな漫画は嘘喰いと賭ケグルイ。好きな映画はもののけ姫。好きな本は綾辻行人さんの迷路館の殺人。好きな役は七対子とホンイツ。

Unlucky Morpheusとはどんなバンド?

「ひとことで言えば、女性ボーカルでバイオリンのいるヘヴィメタルバンドです。2008年にボーカルのFukiと2人で、ニコニコ動画にアニソン(アニメソング)をメタルにアレンジして、おもしろカバー動画として発表したのが原点。好きなゲームを題材にして歌詞をふくらませるというスタイルで、東方Projectというゲームの音楽から始めて、ファイナルファンタジー等、その時々にやりたい曲をヘヴィメタルにアレンジし、それが積み上がってバンドとしての土台が出来ていきました。実質的には2015年にバイオリンのJillが加入してから、今の6人編成となり、方向性が明確になったという感じです」

 

「バンド名のUnlucky Morpheusの通称は“あんきも”。略した時に変な名前の方が覚えてもらえると思って付けたバンド名なんですが、モルフェウスが読みにくくて本末転倒だなと(笑)。基本的に作詞はボーカルのFuki、作曲は自分が担当していますが、Top of the “M”と“M” Revolutionは、Mリーグを題材として、自分が作詞も担当しました」

なぜMリーグをモチーフにした曲を作られたのですか?

「Mリーグを見る前から、麻雀最強戦やプロのリーグ戦等も観てましたが、Mリーグが始まった時は、麻雀はここまで来たのかと感じました。それまで一部のプロを除いては、プロとして麻雀で生活出来る環境ではなかったところに、スポンサー企業が複数現れたプロリーグが設立されたことにインスピレーションを受けたからです」

Mリーグの選手やチームに関するキーワードが、ストーリーとして繋がっているTop of the “M”

 

制作にあたって心がけたことは?

「Mリーグのことを全く知らなくても、曲として聞けるようにすることを心がけました。まずは各選手の本等を読んでキーワードを書き出し、それらをどうやったらストーリーとしてつなぎ、歌詞として成立させられるのか。作詞に関しては自分はまだまだで、ひとつひとつのキーワードは独立した言葉なので、難しかったというかよくやれたなとは思っています」

「最初に制作したTop of the "M"のストーリーコンセプトは、ミュージックのM、ヘヴィメタルのM、麻雀のM。それらいずれにも捉えられるようにしました。Mリーグでは麻雀のトップを目指す。自分は音楽でもっともっと高みに行きたいという思いを込め、あんきもファンで麻雀が好きな人にくすっと笑ってもらえたらと思って作ったので、あんきもを知らない麻雀ファンや麻雀プロの方達にこんなに聞いて頂けるとは、思ってもいませんでした。正直いい偶然が起こったという感じです」

 

「第2弾となった"M" Revolutionには、Top of the "M"に出ていなかったチームや選手も歌詞に乗せて、音楽に革命を、麻雀に革命をという思いを込めました。さらにあんきもってこういうバンドなんだということを、麻雀ファンの方に知ってもらいたいなと思い、あんきものメインジャンルとしている音楽性に寄せて制作しました。だからTop of the "M"より、"M" Revolutionのほうが、王道のあんきもテイストになっています」

ライブ会場では観客がヘッドバンキングして盛り上がる“M” Revolution

紫煉さんがお薦めするMリーグの楽しみ方は?

「やっぱり推しチームがいると応援できるのでお薦めです。行け!行け!みたいな感じで、ルールはよくわからない麻雀未経験者でも、アガリ方がわかるぐらいの初心者でも、エンターテインメントスポーツとして楽しめると思います。これ何切るのが合ってるの?ということが気になる人は、そういうことを考えるのも楽しいと思いますが、麻雀初心者にとっては推しがいれば、五輪で自国の選手を応援するような感覚になれるんじゃないかと」

 

「ちなみに自分は天鳳名人戦や四神降臨をよく見ていたので、そこに出ていた選手がいるU-NEXT Piratesと赤坂ドリブンズを応援しています」

Mリーガー3人と対決した「Unlucky Morpheus presents Top of the “M”杯」とは?

「Mリーグの曲を作っているけど、紫煉の麻雀はどうなんだい?というところを見てもらいたいなと思い、佐々木寿人プロ(KONAMI麻雀格闘倶楽部)、滝沢和典プロ(KONAMI麻雀格闘倶楽部)、白鳥翔プロ(渋谷ABEMAS)と対局させて頂きました。そんなに自信があるわけではないけど、かつてプロ入りを考えたこともあったぐらい麻雀に対する想いが溜まっていたのか、俺の麻雀を見て欲しいと思ったんですよね(笑)。好きでやっていることは発信したいからミュージシャンをやっていることもあるので」

紫煉さんがMリーガー3人と対局した「Unlucky Morpheus presents Top of the “M”杯」はYouTubeで配信中

初めての映像対局で緊張はありましたか?

「音楽に関しては、当日ステージに上がるまでにどれだけ準備をきっちりして自信が持てるかどうかなので緊張はしません。でも麻雀に関しては準備は出来るけど、同じ手牌は来ないわけで、いつ何が起こるのかわからないという緊張感があります。さらにMリーガー3人との対局では、ミスしないように打とうという気持ちで打っていたので、プレッシャーも緊張感につながりましたね。コメント欄には打牌が遅いという書き込みがありましたが、この3人が相手では慎重になるよと言いたいですけどね(笑)」

 

麻雀との出会い、音楽との出会いは?

「麻雀を始めたのは中学生の頃、漫画で哲也~雀聖と呼ばれた男を読んでおもしろそうだなとルールを覚えました。その後にギターを覚えてからは麻雀にハマることはなかったんですけど、2013年頃、複数のビジュアル系バンドと一緒に全国を回った時に、牌とマットを持ってきた人がいて、待ち時間に楽屋で麻雀をやろうということになったんです。改めて麻雀っておもしれえってなって、覚え直して今に至る感じです」

 

「音楽とは3歳の頃、音の出るおもちゃが好きで、回すとヴェートーベンのエリーゼのためにが流れるコマがあったんですけど、それを聞いて音楽やりたいと思ったことはちょっと覚えています。ピアノは5歳くらいから始めました。中学では吹奏楽部に入ってトランペット、中3の時にX JAPANのベスト盤を聴いて、なんだこの音楽はとめちゃ衝撃を受け、高校からはギターも始めた次第です」

2017年に腱鞘炎を発症した。「練習しすぎないよう練習内容を絞り、練習しないときは作曲をしています」

日常で心がけていることは?

「0.1㎜でもいいから前進していくこと。新しい何かを作ったり、より上手に弾けるとか、なんでもいいけど、とにかく毎日ちょっとづつでも積み上げることは心がけています。誰でもよっしゃやるぞ!と気合い入れて頑張って、10㎝ぐらいは前進することはあるかもしれませんが、3日で終わってしまいがちなので、そうじゃなくて少しづつでも毎日のほうが大事かなと思っています。EX風林火山の二階堂姉妹の著書タイトル同様、明日は今日より強くなるってことですけど」

紫煉さんにとって麻雀とは?

「麻雀をやっている時は、麻雀だけに集中できる。常に音楽に関することを考えているので気が休まらないというか、何を聞いても何を見ても、これはあの曲に繋げられるかなと起きている間はずっとそうなってしまう。でも麻雀を打っている時は、曲がどうとか考えないで、ただシンプルに一所懸命でいられるんで、そういう別のことで頭を満たせられる時間が得られる楽しさというか安らぎがあります。何より実力と運のバランスが絶妙でいいんですよね」

バンドとしての目標は?

「長期的というか本質的には、今やるべきものを今作る。それでいて流行で終わるのではなく、後世に残るような音楽を作っていきたいと思っています。短期的には日本のヘヴィメタルバンドとして多くのファンを獲得したいですね」

インタビューを終えて

 Unlucky Morpheusミュージックビデオの視聴者は、米国をはじめ約50%は海外ユーザーが占めているという。「海外には日本のアニメとビジュアル系バンドの両方が好きなファンが多くいます。歌舞伎の白塗りのように、日本には昔から化ける文化があると思うので、アニメやビジュアル系の要素を取り入れて活動するのが、日本から発信するバンドとして海外需要につながる最適解かと。ただあくまでも自分が好きなものと自分に求められているであろうことの重なっている部分をやっていきます。求められていることでも、好きなことじゃないと説得力は生まれないと思うんで」という紫煉さん。

 東京五輪の開会式でも、日本の漫画やアニメやフューチャーされたが、あんきもが活躍すればするほど、Mリーグファンは国内だけではなく、海外にも増えるに違いない。

◎写真協力:Unlucky Morpheus、河下太郎(麻雀ウォッチ)/インタビュー構成:福山純生(雀聖アワー)

◼︎Unlucky Morpheusワンマンライブ 『XIII』

左から小川洋行、仁耶、Fuki、紫煉、Jill、仁耶、FUMIYA。「あんきも豊洲PITへの道」と題し、ファンに向けてメンバー6人が日替わりでYouTube配信を行っている

開催日:2021年10月1日(金)18:00 open / 19:00 start

開催場所:チームスマイル/豊洲PIT
前売り:¥4,980(スタンディング・税込)
当日券:¥5,500(スタンディング・税込)

イープラス・チケットぴあ・ローソンチケットにて発売中
※ドリンク代別途必要
※車椅子でご来場の方はチケット購入後、ウドー音楽事務所までご連絡ください
※3歳以上チケット必要

◼︎お問い合せ
ウドー音楽事務所 
TEL03-3402-5999(火・金:12:00~14:00)

 

関連リンク

紫煉(Shiren) Twitter

Unlucky Morpheus 公式サイト

Unlucky Morpheus Twitter

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