雀魂非公式完全攻略講座その5「最後まで諦めない」
雀魂に限らず、オンライン麻雀は途中で試合を放棄する方が数多くいます。これは大変もったいないことです。同卓者へのマナーは別としても、勝つうえで途中放棄には何のメリットもありません。
最後まで諦めないと言っても、トップを狙えという意味ではありません。ラス目であれば1つでの上の順位を、ラス目以外なら現状を維持できるだけでも上等。雀魂は素点も成績に反映されるので、ラス確の和了になってもそれはそれでよし。「麻雀はトップを目指すゲームではなく、与えられた手牌、状況の中で最善を尽くすゲーム。このことだけは特に承知していただければと思います。
▼雀魂牌譜
東1局
王座でも玉の間でもトップ2回で雀聖☆3に昇格するので久々に玉の間で三麻を打ちます。ダマ2600のカンチャン待ち。基本はリーチするのですが、を2枚抜いている親がポンからドラ切り。生牌の役牌はのみ。テンパイが入っている可能性もそれなりにありそうです。赤ドラを持っていれば満貫手の親にめくり合いするよりは、手変わりもみれるダマの方がよいと判断しました。結果的には下家からすぐ出アガリ。リーチして下家が降りていると上家の親がツモアガっていました。
東3局1本場
東家のリーチにソーズ無筋を連打してツモアガリ。ダブドラを抜かれてからツモられるより振った方がマシくらいのつもりで押しましたが、を切っているのに切りリーチが気になるところ。待ちならがある以上が先に切られそうなものです(手順ミス、あるいはミスリード狙いなら有り得ます)。アンコで雀頭がない1シャンテンのケースもが切れている以上なさそうです。ターツが雀頭になればテンパイするので、手の内には自分で切っている牌を含まないターツが2つあることになるのですが三麻は順子を作れる牌が2色しかないため、条件に合うような牌姿を作れません。
からダブと受けを残して打。手順として合理的ですが、このケースは残りのとが全て見えているので東家は必ずここが待ちとして残り、アガリ牌が無いので何でも押せることになります。
単騎からの待ち替えのケースもがある以上先にを切りそうなものですが、アンコから1枚外して単騎チートイツテンパイ。手変わり待ちでリーチのケースがあります。ここまで絞れるならチートイツの待ち頃の牌であるパターンこそ本線かもしれませんが、単騎に変わる牌の候補はそこそこ残っているので、現状このテンパイならアガリ牌を止めるほどではなさそうです。
実際にはアンコを持っていないにも関わらず単騎に受けたケースでした。手牌構成がかなり絞れそうな手順だと、そもそも他家が手順通りに打ってない可能性も高くなり、その可能性が高いほど待ちを絞りづらくなるのですから、やはり自分の手牌中心で決めるのが基本であることに改めて気付かされます。
南1局1本場
3巡目に3メンチャンテンパイ。勝ったも同然と思ったら親から追いかけリーチ。嫌な予感しかしませんが…
ここまで高くなったのは想定外ですが、最後まで諦めずに打ちます。
南3局
倍満直撃か役満ツモで2着。国士無双、四暗刻、大三元どれも狙えます。とりあえずを1枚だけ抜いておきます。
こうなればホンイツで東家から倍満直撃の方が現実的とみてもう1枚のも抜きます。倍満は直撃以外ラスですが、素点が反映される以上ラス確でもアガるつもりでした。
何と配牌から想定もしていなかった第4の役満。緑一色1シャンテンになりました。倍満直撃もみて手広く受けるなら当然打ですが、私はあえて打を選択。下家は高確率でテンパイしてそうですが、もし1シャンテン止まりなら7枚の手牌はのような形が想定されます。三麻にはチーがないので、このケースならから切れば振り込みを回避できます。特定の牌姿を想定するのは読み過ぎになる恐れもありますが、この局面なら読みを入れるに越したことはないと判断しました。
下家からが出て役満テンパイ。しかも前図でを切っていなければここで振り込んでいました!三麻なら役満条件をクリアできることも長く打っていれば一度や二度ではありません。だからこそ最後まで諦めずに打ちたいですね。
健闘空しく再度をツモって振り込み。未練がましく牌山を確認すると…
麻雀は楽しいゲームです。本当にありがとうございました(笑)
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