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第167回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

第167回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

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ネマタの雀魂日記とは
  • 『ネマタの雀魂日記』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによるネット麻雀「雀魂」で魂天位を目指すコラムです。

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体育祭イベントで白石奈々ちゃんがピックアップされています。奈々ちゃんは運動神経抜群のクラス委員。この時は当たらなかったのですが…

今回は10連で引く事が出来ました!ちなみにプレイヤーが何歳だろうと、彼女はプレイヤーのことを後輩クンと呼んできます(笑)

雀魂牌譜

東2局1本場

雀魂しかり天鳳しかり、現在のネット麻雀における三麻は「抜き」が主流です。好き嫌いが分かれるルールだと思いますが、ひとまず次の画像をご覧下さい。

ね?嫌いになったでしょ?(笑) 個人的には抜きドラを採用するなら折角なので花牌を用いて欲しいと思うのであります。がポンできないのが何とも歯痒いですが、ひとまず役満を狙ってみましょう。

が重なって四喜和のメンツ候補が揃いました。上家の河がいかにも字牌を抱えて出なさそうなのが気になりますが狙うよりないですね。

????! まで重なって字一色高め大四喜。雀魂ルールで最も簡単なトリプル役満まで狙えるようになったところで上家からが出ました。シングル役満でも大体勝ちとはいえ、も残り1枚しかないなら当然ポンしてリャンメン落とし…!

…というのは何とも浅はかな選択。対門の仕掛けにいかにも本命なを通さなければテンパイに漕ぎつくことさえ出来ませんからね。そして何よりトップには24万点相当の段位点がつくのですから、シングル役満とダブル、トリプル役満の素点差は誤差に過ぎません。を落としていればがアンコになり、対門がテンパイを維持してくればでアガれていました。もっとも前図でをトイツ落とししようものならリャンメン残りの小喜和狙いは明白なので止められてる可能性もありそうですね。

東3局1本場

配牌でいきなりチートイツ1シャンテン。上家の第一打がよりはが持たれているとみて打か、が既に持たれていて山に1枚以下とみて打が妥当でしょう。それなのに「手出しするのが面倒」という理由でツモ切りして次巡をかぶる始末。実際はも山に残っている枚数は同じでしたが、三麻は最序盤から山読みが求められるゲームです。

上家がチートイツだとしたら受けのあるを先に切り、ドラ表示牌のを後まで残しているのは不自然。もしや国士?でもこの河で国士テンパイならリーチを打つのが不自然な気もしますが…

私の疑問はすぐに氷解しました。2巡目の打は国士を読まれないために唯一の雀頭を崩してまでの河作り。雀頭が出来ぬままフリテン十三門張になったのでありました。

もしがかぶらずチートイツをテンパイしていたら、降り打ち狙いの打リーチか、ダマ跳満で打ダマというところ。前者なら少なくとも上家は降りているでしょうし、後者なら途中で引いたで対門に3900放銃。いずれにせよダブル役満の親被りは避けられていました。結果に着目すれば運が悪かったで片付けてしまいがちですが、己の選択に着目すれば、不運を招いたのは自分の選択ミスであることが多いということに気付かされますね。

 

 

 

雀魂 について


オンラインで全国のプレイヤーとリアルタイムに対戦できる麻雀ゲームです。
全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など様々な対戦スタイルにより、麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。
「咲-Saki- 全国編」とのコラボも決定!

 

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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