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第282回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

第282回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

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ネマタの雀魂日記とは
  • 『ネマタの雀魂日記』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによるネット麻雀「雀魂」で魂天位を目指すコラムです。
  • 初回はコチラ  

男子の新雀士は朝葉高校サッカー部部長。サッカーゲームが上手くなってもサッカーは上手くなりませんが、麻雀は麻雀ゲームの打牌を牌を積む麻雀でも容易に再現できるので、雀魂が強くなれば牌を積む麻雀でも勝てるようになれます。

しかし、正しい打牌を正確に再現し続けるためには、知力は勿論体力と精神力も必要。まさに「飯はちゃんと食ったか?健康が第一だぞ!」なのです。私は飯はちゃんと食ってますが、もう少し健康に気を遣った方がいいかもしれませんね(笑)

さて、サッカーと言えば「Jリーグ」ですが、昨年に引き続き今年も雀愉で「Jリーグ」が開催されます。前回に引き続き私は「赤阪ドンブリズ」のリーダー。今週末にドラフト会議が開催されます。果たして今年はどんなメンバーになるのでしょうか。大会の模様も随時「雀魂日記」で取り上げていくことにしましょう。

雀魂牌譜

ご覧の通りパーフェクトゲーム(開局から終局まで全て同じ人が和了)を決められてしまいました。

東2局4本場

しかしこの局面で[7]暗刻のワンチャンスに頼って[8][9]と落としていったのはミスだったように思われます。切る牌は打[1]リーチの時点で片無スジの[4]。通れば次巡以降[4]が安牌になり[7]の放銃率も下がります。

選べなかった理由は[4][7]が5枚使いのため通常の無スジより放銃率が高いと判断したためですが、暗刻や暗刻のスジ牌であることによって放銃率が特に高くなるのは通っているスジが多い場合。今回のように12本中3本しか通っていない場合はその限りではありません。しかも[4]はリャンメン待ち以外には当たりにくいので、瞬間の放銃率でもそれほど差がないかもしれません。

暗刻や暗刻のスジ牌を安易に切らない方がよいとされるもう一つの理由は、「仮に当たり牌だった場合、切らなければツモられずに済んだ可能性が高い」ため。放銃してもダメだがツモられても敗北濃厚という局面であれば、「仮に当たり牌だったとしても、切らなくてもいずれツモられていた可能性が高い」牌から切ることも考えられます。

しかし今回はリーチ者がダントツで自分が2着目。元からトップの可能性がほぼなく、リーチ者にツモられればラス目がより飛びに近い点数状況になり好都合。リーチ者が[6][9]待ちならすぐにでもツモりそうなものですから、なおのことツモられにくい[4][7]を切って凌ぐべきだったのです。

更に付け加えるなら、ダントツの下家の立場的に役有りドラドラ以上確定ならリャンメンの中では和了しにくい[4][7]ならダマにするが、和了しやすい[6][9]待ちならダメ押しリーチされがちというのも考えられます。下家が迷わずリーチを打ってきたという事象からも、[9]の放銃率が上がっているのではないかということにもっと意識を向けるべきでしたね。

雀魂 について


オンラインで全国のプレイヤーとリアルタイムに対戦できる麻雀ゲームです。
全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など様々な対戦スタイルにより、麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。

 

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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