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第396回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

第396回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

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ネマタの雀魂日記とは
  • 『ネマタの雀魂日記』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによるネット麻雀「雀魂」で魂天位を目指すコラムです。
  • 初回はコチラ

 

一姫現麻第29話更新。發スルーからの一発和了は、私が学生時代に学生寮の寮長が打っているところを後ろ見していた時の話が元になっています。一昔前の打ち手は何かと役牌を絞りがちだったから、煮詰まった局面から自分が対子で持っている役牌が打ち出されたら、最後の1枚も他家の手の内にある可能性が高いと判断したが故の1枚目スルーだったのではないか。今となったは確認する術も有りませんが、実戦巧者はこういうところも踏まえたうえで鳴くかどうかを判断していたのではないかと今更ながら思ったことでありました。

新キャラ情報。四貴人の「北」でしょうか。神社の巫女に対抗してか修道女。何とも意味深なキャラなので実装が待ち遠しいです。

雀魂牌譜

南1局

配牌で1シャンテンだからと手牌だけみて[⑦]を切ってしまったのですが、最序盤から場況読みが起こりうるのが三麻。対門の第一打[⑦]からソーズ一色やチートイや国士の可能性が想起され、その場合は[白]の価値が下がり、[⑦]周辺で待ちを作ることができればアガリ率が高まると言えます。最序盤なら聴牌を逃したとしても修正が利きやすいこともあり、実は打[白]が有力なのではないでしょうか。

こうなってから[白]を切り出しましたが、前の図の段階で[白]を切っていれば[⑦][⑧][5][5][7][9][9]のより手広い1シャンテン。浮き牌より門子候補を残すのが手組の原則ですが、原則に反する選択が有力になる場合は門子候補を落とすタイミングは早ければ早い程浮き牌残しの恩恵を受けやすくなります。

最初に[白]切りを選べていればここでアガリ。こうなればフリテンでもリーチ一択ですが…

自分がアガリ損ねたら誰かのアガリ。それが役満なんていうことも三麻では珍しくありません。ほんの少し場況を変えるだけで、字牌の扱い方がここまで変わるというのが麻雀の面白いところですが、大事なのは「一手先を見据える」ことに尽きます。このことをもっと皆様にお伝えしていきたいですね。

雀魂 について


オンラインで全国のプレイヤーとリアルタイムに対戦できる麻雀ゲームです。
全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など様々な対戦スタイルにより、麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。

 

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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