ネマタの天鳳名人戦牌譜検討とは
- 『ネマタの天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第七期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
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第一節二回戦B卓
タンヤオのメンツ候補が揃っていますが、シャンテン数で見ればメンツ手3シャンテン。チートイツ2シャンテン。一応チートイツも見て打としそうです。
危険牌を切ってリャンメン待ちか、安全牌を切ってシャボ待ちか。一般的には前者を選ぶとされますが、残りツモ4回の終盤で危険牌も結構絞れているため打。確かにマンズ待ちだとすればほぼ。ピンズはの切りが早いので以外は比較的通りやすい。ソーズはリャンメンなら、、ですがの切りが早くは3枚見えでワンチャンス。候補が絞れている以上ワンチャンス自体はほとんどあてになりませんが、通っていない無スジのなかでは待ちが一番ありそうではあります。
結果はテンパイ維持の打で放銃。結果論ですが打で押していれば放銃を回避できていました。待ちが絞れているので宣言牌のスジであるカンも他の無スジと同等以上に危険牌ではありますが、低確率ながら11600のアガリがありテンパイ料もある以上この放銃は致し方なしというところでしょうか。