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ネマタの天鳳名人戦牌譜検討  第19回

ネマタの天鳳名人戦牌譜検討 第19回

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ネマタの天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第七期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第一節二回戦B卓

▼対局者
私:コーラ下さい
Ⓟ中嶋隼也
小林剛
多井隆晴

牌譜はこちら

19-1-min

 タンヤオのメンツ候補が揃っていますが、シャンテン数で見ればメンツ手3シャンテン。チートイツ2シャンテン。一応チートイツも見て打としそうです。

19-2-min

 危険牌を切ってリャンメン待ちか、安全牌を切ってシャボ待ちか。一般的には前者を選ぶとされますが、残りツモ4回の終盤で危険牌も結構絞れているため打。確かにマンズ待ちだとすればほぼ。ピンズはの切りが早いので以外は比較的通りやすい。ソーズはリャンメンならですがの切りが早くは3枚見えでワンチャンス。候補が絞れている以上ワンチャンス自体はほとんどあてになりませんが、通っていない無スジのなかでは待ちが一番ありそうではあります。

19-3-min

 結果はテンパイ維持の打で放銃。結果論ですが打で押していれば放銃を回避できていました。待ちが絞れているので宣言牌のスジであるカンも他の無スジと同等以上に危険牌ではありますが、低確率ながら11600のアガリがありテンパイ料もある以上この放銃は致し方なしというところでしょうか。

 

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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