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ネマタの天鳳名人戦牌譜検討  第21回

ネマタの天鳳名人戦牌譜検討 第21回

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ネマタの天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第七期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第一節二回戦C卓

▼対局者
私:独歩
Bさん:福地誠
Cさん:就活生@川村軍団
Ⓟ木原浩一

牌譜はこちら

21-1-min

 チーテンに取れるが出ました。鳴いてテンパイとスルーして1シャンテンではアガリ率は大差。しかし鳴くと1000点に対して、メンゼンで一通かドラがつけば満貫クラスと打点面では更に差があります。

 それならスルー…といいたいところですが今回はチーテン。理由は開幕親が6000オールをツモっていること。運良く高打点でアガれたところでトップ率はあまり上がりません。まだ東1とはいえ「平場」とは言いづらく、アガリ率を優先すべき局面とみます。

 「トップ目に楽をさせない」と言われることもありますが、麻雀は4人で打つゲーム。特定他家が有利になる選択が自分にとって不利であるとは限りませんし、その逆もまた然りです。

21-2-min

 南家から出アガリ。東家はドラをスルーしました。確かに南家、北家ともにテンパイに近く鳴いても間に合わないことが多いですが、をポンしても手詰まりしたうえに高打点へ放銃するリスクはあまりない以上、トップ目とはいえポンして更に加点を目指してよかったように思います。

21-3-min

 アガリ率重視の局面といっても、ダブドラが出ていくトイトイは狙わずチートイツに決めます。先ほどはテンパイと1シャンテンの比較なのでアガリ率にかなり差がつきますが、今回は1シャンテン同士の比較なので、鳴けるトイトイを残した方がアガリやすいといっても大差ではないからです。

21-4-min

 南家の仕掛けには通っているので、ここでの切りは意外でしたが、西家の河はチートイツ狙いの可能性が高く、西家に対してはよりの方が将来当たり牌になりやすい。北家にはワンチャンスとはいえ将来が当たり牌になる可能性がありますが(実際にこの後北家はでテンパイ)、どちらの安牌を持っていた方が望ましいかと言われれば点差が近い西家(点差が大きく離れている他家相手に押すのは順位的にアガリのリターンが小さいため)。考えてみればなるほどと思わせられる一打でした。

21-5-min

 北家がドラ3のリャンメンリーチ。アガれば東場にして決定打となるところでしたが流局。次回に続きます。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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