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ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討  第73回

ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討 第73回

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ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第八期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第一節四回戦A卓

▼対局者
就活生@川村軍団
Ⓟ川崎たかし
Ⓟ木原浩一
おじさん

牌譜はこちら

 次節(11月30日)まで期間が空くので、これまでの対局の中で気になった局面を取り上げていくことにします。

 既に赤ドラが3枚あるので567三色を残すメリットは薄いですが、タンヤオもドラも同じ1翻。がドラかつ、を切ってツモでもメンツができると考えると選びにくい打牌ですが、ツモでテンパイまで残るとアガリにくいドラのペンより、クイタンで仕掛けもきくが残った方がよいとみてペンチャン落としという手もありそうです。

 結果的には先にドラが埋まり数巡後に跳満ツモ。ペンチャンを外していた場合ものダマ出アガリ高め倍満にはなりますが、「ドラを引いたら痛い」と考えるとやはり選びづらいところ。   
 個人的には先にペンチャンを引かない限り損にならないと判断した場合はシャンテン数にこだわらずにペンチャンを外すのですが、この基準だと先制テンパイの価値を過小評価しがちになるので、もう少しシャンテン数維持寄りにシフトした方がよいかもしれないと思っています。

 配牌から迷うメンツ候補選択。トイツが3つあるのでカンチャンよりはトイツ落とし。6ブロックなのでの形は残す。マンズのは中ぶくれ形を含むので良形に変化しやすいので残す。よってトイツ落としというところでしょうか。
 しかしの廻りを引いて良形に変化すると、打の場合はカンチャン2つ残り。打ならを雀頭にしてとカンチャンを落とせばのようにカンチャン1つ残りで良形テンパイになりやすくなります。1手先の良形変化を優先するなら浮かせ打ちの打が有力です。
 またをアンコで残す打もあります。マンズが良形になってもカンチャンが先に埋まらないと良形テンパイにならないので、それよりは新たにトイツが出来た時にコーツ手、チートイツも狙える方がよいという判断です。ラス前ラス目ということもあり、個人的にはうまく手が入った時に高くなりやすい打を選びそうです。

 ダマでも出アガリ50符3翻の9600なので基本はダマにするところ。ダマでもは出やすいところではないですが、役牌トイツ落としで良形テンパイと読まれやすく、リーチするとはそこそこの手が入っている他家にも止められやすいのもありダマを選びそうです。

 ドラを切ればテンパイ。ラス目でこちらもドラ3ということで放銃覚悟で追っかけそうですが、アンカンも入り親は良形高打点の可能性が高く、残り筋もマンズ1本ソーズ1本ピンズ3本とかなり絞れています。しかもツモならを止めたうえでテンパイが取れるとなれば回し打ちが有力でしょうか。待ちを一点で読むことは不可能ですが、押し引きの精度が高ければ結果的に当たり牌が止まることも増えるものです。

 オーラストップ目でカンリーチは打ちづらいものですが、リャンメン変化2種のダマよりはリーチした方がアガリやすい。北家とはテンパイノーテンでも変わるので自分のアガリ以外は結構な確率でトップを捲られる。3着以下に落ちる可能性はそこまで高くないとなると即リーチでしょうか。

 リャンメンに変化したところでリーチ。ラスを回避できるテンパイが入った南家からが出てトップ終了となりました。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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