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ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討  第87回

ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討 第87回

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ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第八期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第二節一回戦B卓

▼対局者
Ⓟ川崎たかし
木原浩一
Ⓟ谷口浩平
就活生@川村軍団

牌譜はこちら

 次節(11月30日)まで期間が空くので、これまでの対局の中で気になった局面を取り上げていくことにします。

 メンツ候補が足りていてツモにフォローがあるので安牌を残す打も悪くなさそうですが…

 その後を立て続けに引いて待ちのテンパイ逃し。序盤から他家のリーチがかかり、安牌に窮して放銃するケースもありますが、その場合は安牌を1枚多く抱えていたところで次巡以降放銃を回避できるとは限りません。今回は1メンツも無いとはいえドラが2枚ありリャンメンが多い形。どちらかと言えば5ブロックにこだわらず受けを増やす牌を残した方がよいとみます。

 タンヤオドラ3なら鳴いても満貫。テンパイする受けを増やし、ツモでフリテンにならないようにポン打

 北家はもポンして打。ポンテン以外はチーも含めてドラ3テンパイになるのでスルーもありそうでしたが、トップ目ということもあり3900テンパイに取ります。これを東家がポンして打。こちらのドラポンに対して、次巡以降南家西家からワンチャンスの待ちテンパイを入れてくる可能性は低いとみて、個人的にはでテンパイが取れるように打北としそうです。

 アガれない方のツモ。残りツモが少ないならをツモった時にアガれるように打としますが、十分残っているうちはフリテンを解消しやすいように打とする手を押さえておきましょう。中ツモで満貫をアガリ逃しても出アガリ跳満ツモ倍満のテンパイになります。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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