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ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討  第130回

ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討 第130回

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ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第八期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第六節一回戦B卓

▼対局者
Ⓟ谷口浩平
独歩
Ⓟ川崎たかし
Ⓢ福地誠

牌譜はこちら

 チャンタが確定する前巡のの方が手牌的にはチー寄りでしたがそちらはスルーしてこのはチー。西家のドラ切りに対応して速度を合わせたというところでしょうか。

 西家はドラを切った時点でタンヤオ三色の1シャンテン。中盤以降のドラ切りはテンパイ優先で打点は安いということも多いですが、序盤からのドラ切りはドラが無くてもアガった時に高打点になる手牌になっていることが多いもの。よって、「こちらの手も安くなるけど速度を合わせる」仕掛けが有力になります。

 切る牌がドラで、トップとかなり点差の離れた2着目ということもあり、鳴かれたら降り、鳴かれなかったら次巡以降リーチのつもりでしょうか。北家の、東家のの出が遅いので、周りのが持たれている可能性が比較的高いという読みもあったのかもしれません。

 結果的には一発ツモ逃し。ドラが仮にポンされたとしてもリーチをしていることで大きく不利になるとまでは言えない以上、個人的には即リーチしてそうですが、今節ラスを引くと足切りの恐れが出てくる状況なので、いつも以上に慎重に打ったというのもありそうです。

 オーラス5200出アガリ以上でラス回避、1000—2000ツモでは届かない西家がをチー。この点数状況ならタンヤオドラ3以上の仕掛けとみるべきでしょう。リーチしてツモか直撃で裏が乗ればトップまでありますが、先述の理由でラスは特に回避したいところとみてダマを選択。

 西家がテンパイしているとすれば待ちの候補であるを止めます。北家も一応発ポン打でも出アガリがきくようにした方がよさそうですが、東家が積極的にトップを狙わない点数状況である以上、西家に満貫を振ってもトップとはいえ素点をあえて落とすほどでもないとみて、西家に当たり得る牌を切るほどではないという判断でしょうか。

 この終盤でラス目の仕掛けに他家がわざわざ通ってない牌を切ってくることは考えにくいことを踏まえれば、前巡はフリテンになりますが単純に枚数が多い待ちに受ける打がよかったように思います。そうすればこのでツモアガリ。結果論かもしれませんが痛恨のアガリ逃しになりました。

この記事のライター

ネマタ
現役の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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