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ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討  第135回

ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討 第135回

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ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第八期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第六節三回戦A卓

▼対局者
タケオしゃん
独歩
多井隆晴
Ⓟ川崎たかし

牌譜はこちら

 タンヤオがあるので一見ターツを2つ残す打としそうですが、ツモはドラを切ることになるので打点的には互角。マンズ4連形から良形ができた場合はタンヤオが崩れるケースやドラ重なりが残る分カンが残っている方が有利なので打でしょうか。

 メンツを逃すツモですが今度は打ツモもカンリーチドラ1より、メンタンピンでフリテンリーチを打てる方が打点的に有利です。

 ダマ40符3翻テンパイ。ドラ表示牌でもダマなら他家から出るケースもそれなりにあり、手変わりもそれなりにあるのでダマの一手。

 ドラを2枚ツモって6000オール。開局から他家を大きく引き離します。

 東家から切りリーチ。チーテンには取りますが安全牌の打と危険牌の打の比較。平場ならを押して3待ちに受けたいところですが、トップが大きく離れているので放銃リスクを負ってまで加点を狙うメリットが薄い。自分でを5枚も使っているので待ちがいかにも危険ということもあり打を選択。
 しかし東家は手出しでトイツ落とし。待ちや悪形の待ちは考えにくく、もしのような形で待ちが残るのであれば、将来危険になりやすく河も弱くなるではなくのトイツを落とすところ。案外通せるように見えます。

 それならどこが待ちの候補になるのか。トイツより後でを切ってリーチしていることから、がターツのフォロー牌であったと読めます。しかも今回はが4枚、が場に2枚見えています。よって東家はを持っておらず、ならそれぞれシャンポン、カンチャンでリーチするのでは切られません。そうすると考えられるのが。元々待ちが結構絞れているのでカン待ちはかなり当たりそうです。

 そうするとリャンメンテンパイとはいえ、大きくリードしている西家はを止めた方がよいとみます。しかし実戦で自分がリャンメンテンパイ、切る牌がスジとなるとなかなか止めるのは難しいものです。

 もしマンズのメンツが完成してリーチの場合は、ドラと何かのシャンポン待ち濃厚と言えそうです。何故なら先述の理由で待ちの場合は以外のトイツが切られることが多いですが、残りのスジは4枚見えでが通り、4枚見えでが通っていることから全て通っています。そうなるとのトイツを落とした理由として考えられるのが、(アタマ)から受けを残して打としたケースくらい。2枚目の打の時点でと何かのシャンポンと、含みのメンツ候補が残った1シャンテンとすれば手順に辻褄が合います。見えている牌が多い場合は、案外手牌構成を絞れるものです。もっとも牌譜として見ているから気付けているというだけなので、実戦中に読み切れるようになりたいものです。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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