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ネマタの第九期天鳳名人戦牌譜検討  第92回

ネマタの第九期天鳳名人戦牌譜検討 第92回

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ネマタの第九期天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの第九期天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第九期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第十節一回戦

▼対局者

就活生@川村軍団
おかもと
Ⓟ醍醐大
Ⓟ松ヶ瀬隆弥

牌譜はこちら

東1局

 

ドラのが浮いていて悪形残り2シャンテンなら、が重なった時に最も手広く、高打点が狙えるようにシャンテン戻し。

くっつき1シャンテンになればドラ切り。前図でトイツを残していればここでリーチのみシャンポンテンパイが入っていますが、それよりはメンピンドラが狙えるこのくっつき1シャンテンの価値が高いと考えればドラ切りのタイミングを測りやすいです。

東3局

よくあるアタマ固定かメンツ固定かの選択。が場に1枚ずつ見えていて、ドラにつきメンピンドラドラになる受けが多いことから個人的には落としを選びそうです。

手牌の形だけみれば1シャンテンでも強く押したいアタマ無しの良形高打点1シャンテン。しかしが薄く巡目が深くなっているのも気がかりなところ。更に言えば下家がを切っているにもかかわらずドラ表示牌のを引っ張ってリーチ。結果的にが下家の手で固められていますが、その可能性が少なくないことを踏まえると一旦現物の打とする手もあったように思います。

リーチの現物待ちでダマ4翻となれば押すところですがこので3900放銃。もし前図でを切っていればここで打として単騎。出アガリが期待できず、親なら降りるほどでもないという理由で追いかけリーチを打つと下家がを一発でつかんで18000のアガリになっていました。アガれたかどうかは結果論ですが、手順的に取り得た選択となるとどう打ち回すべきだったか結論を出すのは難しいものです。

東4局2本場

1メンツもなく悪形残り。役牌から切っていきましたが、役牌重なりから役がつく(一応ソーズホンイツもみえる)ことを評価して打も考えられます。

ラス目がと切ってアガリまで近いとみたためか、ここでは役牌を並べず一旦打。このあたりのタイミングを測るのも難しいものです。

ドラ引きからの789三色もありましたが、まだ1メンツもなく先手が取りづらく、一応メンツ候補は揃った形となると将来放銃牌になりやすい切り。

 ソーズが大きく伸びてリーチドラ1テンパイ。2600のアガリになりましたが、配牌の段階でから切っているとの高め倍満6メンチャンも有り得ました。

南2局

大差のラス目かつ親番も残っていない上家が早々と役牌をポンして2フーロ。役牌以外の手役が見えないとなると、残りの役牌またはドラを固めて高打点の可能性が高く、見た目以上に警戒が必要になります。生牌のとドラそばが共に切りづらいとなれば第3の選択で1枚切れのトイツ落とし。

何と連続でをツモってリーチ。待ちが絞れない仕掛けに対しては、生牌役牌が危険と言っても実際は使われていないことが多いものです。しかしそうだとしたら役牌は山に残っている可能性が高いということになるので、今回のように降り気味に絞ったつもりが押し返せる手になる場合もあります。このあたりをどう評価するかは今後の麻雀研究の課題と言えそうです。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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