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ネマタの戦術本レビュー第245回 「フリー雀荘で得するのはどっち!? 著:石井一馬その16」

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テーマ19

 p109の牌姿について、アガリ率重視で進めるか、アガリ率を落としてホンイツを狙うかについても、打牌同士を直接比較するのが難しい問題なので、共通の受け入れ(ツモ)について考察してみることにします。

 打としてを引いた場合は、リーチのみ(平均打点2500点)のリャンメンテンパイ。中盤テンパイならアガリ率は約60%。を落とした場合は、の3種8枚でテンパイするリーチメンホン役牌(平均打点10800点)のくっつき1シャンテンになります。

 祝儀無しの場合、アガることによる失点回避(非アガリ時の平均収支−1500点)を考慮してこれまでの方法で計算してみると、メンホンでアガれる確率が20%程度あるなら、鳴いてホンイツ白の3900でもアガれるので後者有利と言えそうです。

 の3種8枚でしかテンパイしないと考えると、中盤ではアガリ率20%もなさそうですが、実際は何らかのマンズを引けば更に手広いくっつき1シャンテンになります。

のような1シャンテンならリャンメン×2の1シャンテン以上にアガリやすく中盤ならアガリ率30%以上はあります。中盤までに何らかのマンズを引いた場合はリャンメンリーチより有利になります。

 今回は4巡目なので、に加えて何らかのマンズを全く引かない方が珍しいのですから、二手先の変化も考慮して落としが有力ではないでしょうか。一応即を引いてきた場合はリャンメンが残った方がよいのでから切ります。

 5000点相当の祝儀がある場合。第233回で求めたように祝儀期待値(赤無し一発裏無しで0.8枚、素点にして1枚1500点相当なので+1200点)を考慮すれば、メンホンでアガれる確率が25%程度は欲しいところ。こうなると難しいですね。本書では東風戦なら1シャンテン取りとしてますが、後手を引いた場合の立ち回りに自信があるなら、東風戦であってもホンイツ狙いも悪くないとみます。

 次頁のようにピンズ部分がカンチャンなら、どんなルールであれカンチャン落としがはっきり有利です。これなら迷わない人が多いと思いますが、浮いている字牌がある時は、その牌を切る前にホンイツの可能性が無いかを確認する癖をつけたいところです。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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