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ネマタの戦術本レビュー第253回 「フリー雀荘で得するのはどっち!? 著:石井一馬その24」

ネマタの戦術本レビュー第253回 「フリー雀荘で得するのはどっち!? 著:石井一馬その24」

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テーマ31

 対局中に反省するな。反省は対局後にせよ。まさしく本書で書かれてある通りです。メモを取るべきミスについても、うっかりミス、当講座の表現で言えば、「認知」の段階のミスを中心に取り上げた方がよいでしょう。勉強熱心な方は、「判断」の精度を高めたいと思われる方も多いと思いますが、昨今の麻雀で勉強されている方は、「判断」については十分な知識を得ているはずですし、細かい知識が必要な判断になると、「確かにミスではあるが、最善の選択と大差無いのであまり気にしなくてよい」ものがほとんどです。

テーマ32

 逆に、時間に余裕があればお金が無くても打てるネット麻雀においては、早朝の方が勝ちやすい気もします。起きたばかりだと頭が働かずにミスをする人が多いというのもあるかもしれません(笑)

テーマ33

 私の場合は、自分のミスで失点した後で、ミスをしなければ着順上昇が狙えた程度の好配牌が来るとイライラしがちです。むしろずっと悪い展開が続けば、誰が打っても結果が同じで助かったとホッとします(笑)克服するには…ミスを減らすよりないですね(笑)

テーマ34

 打牌自体は現代の観点からは疑問点が残るところも多い年輩者であっても、確実に結果を残している強者がいるのも事実です。このような打ち手が何故強いのかについては色々と言われますが、「現麻本」の表現で言えば、「認知」に優れているためであると私は考えます。このあたりの技術は一朝一夕で上達する類のものでも、戦術書を読んで身につける類のものでもないので、必然的に年輩者にこの手のタイプの強者が多くなるのではないでしょうか。

 ただし、大多数のエンジョイ勢がいるのであれば、自分の実力に自信があったとしても、やはり平均的に実力の低い層と対局した方がより勝ちやすいでしょう。

 「自分より大きく実力が劣る相手はやりにくいから、少しだけ劣る打ち手の方が勝ちやすい」と主張する人もいますが、少なくともそのような傾向が数値として現れているものを私は見たことがありません。

 実力に大きく差があることが分かっている相手と長期間打つ経験がある人は少なく、短期であればかなり実力差があったとしても結果はかなりぶれることから、勝てるはずと思っている相手に勝てないという経験をする人が多いため、このような主張がなされるのではないかと私は考えます。

テーマ35

 フリーの客層が上級卓と特上卓の中間というのは、実力を低く見積もっていると思われる方がどちらかと言えば多いと思いますが、仮に鳳凰卓レベルの雀荘があるとすれば、誰も場代に勝てないことになります。決して最強水準とまではいかなくても、場代以上に勝っている打ち手は少なからずいるので、私も平均を取ればこのあたりが妥当であると考えます。

 「多少勝ち越す程度だとフリーでは場代に負ける」「レベルが高い打ち手が居る雀荘の方が話題に挙がりやすい」「制限時間と牌譜が無いのでミスが目立ちにくい」このあたりが、フリー雀荘のレベルが過大評価されがちな要因でしょうか。

 とはいえあくまで平均レベルの話なので、雀荘選び、卓選びが重要になることは否めません。フリー雀荘で勝つことを目指すのであれば、その辺りも意識しておいた方がよいでしょう。自分の近場にどんな雀荘があるかについては、、「麻雀王国」の雀荘検索を是非活用しましょう(笑)

本記事に関するご紹介

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石井一馬 (著)
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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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