麻雀ウォッチ

日本最大級の麻雀専門ニュースサイト!プロ雀士やイベントの情報をはじめ動画やマンガ・アニメ、アーケードゲーム情報まで麻雀関連の事柄全てを網羅します

スリアロチャンネル
ネマタの戦術本レビュー第251回 「フリー雀荘で得するのはどっち!? 著:石井一馬その22」

ネマタの戦術本レビュー第251回 「フリー雀荘で得するのはどっち!? 著:石井一馬その22」

CABO求人ニルウッドカバー

テーマ27

 ハイテイに関する問題は意識しておかないと見落としやすいものです。ハイテイが誰に回るかの計算方法については本書で言及されている通りですが、ハイテイをツモるのは山の下に積まれた牌をツモっている2人のうちのどちらかであるので、自分のツモが下山ならハイテイは自分が対門、上山なら上家か下家のどちらかということも把握しておくとよりスムーズに確認できると思います。

リーチ者に海底を回して安全に聴牌を取るか - とりあえず麻雀研究始めてみました

 鳴くと形テンを維持できるけどリーチ者にハイテイを回してしまう、スルーなら引いた牌の危険度によっては形テンを崩して降りも考慮できるという、心理的には鳴きづらいケースであっても鳴き有利という結果が出ています。よって、自分が鳴いてテンパイ、スルーならノーテンであればなおのこと鳴いた方がよいということです。本書で言及されている通り優先順位を意識していれば、何をすればよいのかは自ずと判断できます。後は実際に鳴ける牌が出た場合に反応できるかどうか。手作りの観点では考慮することのない鳴きを多用することになるので、実戦では意識を切り替えて臨みたいものです。

テーマ28

 元々多くのケースでリーチ有利なので、白ポッチの影響はさほど多くないというのは確かですが、「元々リーチを打つかどうか微妙で、更に待ちがあまりよくない」という手牌になること自体は実戦ではそれほど珍しくありません。本書で言及されている、ダマ高打点かつ待ちがかなり悪いテンパイというのも一例ですが、そのようなケースは白ポッチがあるという理由でリーチをすることもありそうです。

テーマ29

 この問題については、私は本書とは逆に、「白ポッチを見せる」方が基本有利と考えます。テーマ1でアガリ連荘という理由でダマにする打ち手が取り上げられたように、先制リーチの優位性が浸透した今となっても、「リーチするべき手をリーチしない」打ち手の方が、「リーチするべきでない手でリーチする」打ち手より多く、「白ポッチが見えてなくてもリーチしない方がよい」手牌よりも、「白ポッチが見えていてもリーチした方がよい」手牌になることの方が多いためです。

 また、こちらが好手牌でぶつかり合いになれば有利と言っても、基本的に先制リーチを打たれれば自分のアガリ率も落ちます。祝儀有りのルールであればなおのこと、ぶつかり合いよりも、先制リーチをして一人悠々とツモる展開を増やした方がよいのではないでしょうか。

本記事に関するご紹介

フリー雀荘に勤務し、勝ち続けているプロが教える、フリーで得する35の法則。
この本には、フリー雀荘でよくあるシーンでどっちが得か、その答えが詰まっています。
 
石井一馬 (著)
発売日:2017年1月16日
定価:本体1,200円+税
AMAZON販売ページ

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

新着記事

Return Top