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ネマタの戦術本レビュー第340回「麻雀 定石「何切る」301選  著:G・ウザク・福地誠 その13」

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 Q109~111

 Q109はQ108と同じ形ですね。Q110のように雀頭を作りやすいメンツ+浮き牌の部分が3メンチャン以上になればカンチャン落としに分があります。

 Q111は直接の受け入れでは平均打点も大差ないので手変わりで判断することになります。

 私は麻雀に関しては、何人で行うのかもわかってないレベルなので何がなんだか。3人でしたっけ(笑)

 Q112〜114

 Q112は浮き牌有りの2メンツ形、Q113は浮き牌無しの2メンツ形なので切る牌が変わります。Q114はメンツ手チートイツ共に2シャンテン。チートイツを見切っても悪形残りであれば両方みるに越したことはありません。

 昔の日本には、「◯◯年間無敗の雀士」がいたそうです。もっとも、勝つまで麻雀をやめなかったそうですが…

 Q115〜117

 Q115、116は中ぶくれ形変化を残すかどうかの問題。Q115は中ぶくれ形を活かすなら打もありそうですが、にくっついた時はツモ以外はを持っていても受け入れが増えないので1シャンテンには取ります。Q116は567三色が確定している形。マンズが実質良形と考えれば変化を見る必要が薄いことが分かりやすいです。

 Q117のような変化も実戦でドラが多くある時は特に意識をして残したいところ。安易に安牌を抱えないようにしたいですね。

 麻雀はいつ止めていつ始めてもいいゲーム。勝つまで続ける気力が持たないなら、しばらくは休んでそのうち再開するくらいでも大丈夫です。

 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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