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ネマタの戦術本レビュー第365回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その5」

ネマタの戦術本レビュー第365回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その5」

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 テーマ8

 テーマ6は字牌と何かのシャボでしたが、こちらは字牌単騎と待ちの部分が全て字牌なので、ダマよりもリーチした方がアガリやすいという結果になりました。
 ただし、チートイツはメンツ手に見えづらい特異な河になることも多いです。ある程度は仕方無いことですし、それでもリーチツモで跳満、裏まで乗れば倍満(同じダマ6400でも、メンツ手のダマ50符3翻とは大違い)という打点的メリットを優先してリーチすることが多いですが、可能ならチートイツを読まれにくい河を作るに越したことはありません。
 山に残ってそうな牌や、中盤以降の安牌を残すことで河が弱くなるのは致し方ないですが、序盤で山に残っていそうな牌の情報が特に無い段階であれば、チートイツ本線だとしても決め打ちまではせず、メンツ手も一応みるくらいのつもりで打つと、自然とチートイツになった場合に読まれにくい河ができることが多く、結果的によりアガリやすい待ちにできるのではないでしょうか。

 テーマ9

 数牌はシュンツを構成するので、1枚場に多く見えていたとしても、見た目の1枚差を上回るほど使われやすさに差が出ることは少ないため、一般的には同種の待ちならアガリ牌が多いほどアガリ率が高くなります。
 しかし字牌はトイツ以上でしかメンツ候補を構成しないので、0枚切れか1枚切れかで使われやすさに大きく差がつき、字牌単騎に関しては表にある通りこの性質が成り立たなくなっています。
 字牌単騎とノベタン、亜リャンメン待ちの比較についても、基本は本書の基準で判断しますが、亜リャンメン、ノベタンにしても、「リャンメンに比べ待ち牌が2枚少なく、しかも自分で使っているので2枚切れリャンメンよりはアガリ率が低い」と予想されるので、このあたりは結構場況によって判断が変わることも多そうです。
 テンパイから即リーチを打つか手変わりを待つかという問題であれば、場に見えてないから他家に警戒されそうといったことを考慮する必要はあまりありませんでしたが、テンパイ同士の比較であれば、少しでもアガリやすい待ちで待てるように、場況判断、山読みにも力を入れたいところです。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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