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ネマタの戦術本レビュー第421回「大きく打ち、大きく勝つ麻雀 著:近藤誠一 その10」

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 p96 打としてドラが浮くツモより、打としてを引いた方が打点受け入れともに勝ります。タンヤオドラドラ以上になるなら遠い三色をみるメリットも薄いので、相手の動向関係なくはツモ切りそうです。

 p98 ドラを引いた場合にマンズがリャンカンになるのが残しのメリットです。しかし打としていてもツモは打としてソーズ中ぶくれが変化すればリャンメンができます。 

 ツモは考慮しないとしても、ツモならを残していることがメリットになります。ツモならツモからのタンヤオ三色があり、ツモなら強い浮き牌である中ぶくれを残してとします。よりはが危険になりやすいとはいえ、この時点でから切ることもなさそうです。

 100ページの下段の手牌のような、手役の高めを出やすくすることで、実質的に高打点の受け入れを増やす先切りについては有力なことが多いです。ただし123三色が見えるからといって、メンツ候補不足の段階からを切ってリャンメン固定するのはお勧めしません。何故なら三色がつかないを引いた場合に、の形を残していればツモでも再び123三色のメンツ候補ができるので、先切りをしない方がむしろ手役を追いやすいためです。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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