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ネマタの戦術本レビュー第436回「現代麻雀最新セオリー 著:雀ゴロK その13」

ネマタの戦術本レビュー第436回「現代麻雀最新セオリー 著:雀ゴロK その13」

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第2章No.6

 「とりあえず麻雀研究始めてみました」では3メンチャンのアガリ率についても示されています。先制テンパイなら10巡目でも70%程度とかなりのアガリ率ですが、リャンメンとカンチャンの差ほどは大きくありません。元々の受け入れ枚数が少ないほど、受け入れ1枚あたりの価値が高いということがよく分かります。88ページのようにリーチして4翻と6翻の差であってもまだリャンメン有利です。

 満貫あれば十分ということで打3sダマという選択もありますが、こちらのデータにより基本的にリーチ優勢と言えそうです。

 高打点の手なので局収支をそのまま適用してよいか微妙なケースも増えるのは確かですが、今回は東1局のうえに巡目も早いのでなおのことリーチに分があると言えそうです。

  ドラ

 これくらいなら中盤辺りからは打リーチが有力になることが多そうです。

No.7

 カンした場合の打点についてはこちらを御参照下さい。カンしてもノベタンが残るうえに1回多くツモれるのでそこまでアガリ率が落ちない。元々安手なのでアンカンによる打点上昇が大きいと考えるとアンカンしてリーチが有力というのは納得がいくところではありますが、直感的にはやりにくい選択かもしれません。「3メンチャンに受けておけば十分」ではなく、あくまで冷静に他の選択と比較したうえで決めたいものです。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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