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ネマタの戦術本レビュー第581回「麻雀AI戦術 著:水上直紀  その21」

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Q44

 3フーロしている下家のテンパイ率が50.9%というのはかなり低く見積もっているようにも見えますが、雀頭の役無しのケースや、仕掛けに対して危険牌を止めているケースもそれなりにあるということでしょうか。

 下家がテンパイしているとして、シャンポンや単騎以外の待ちが残ってトイトイでないパターンも一応ありますが、残った牌の組み合わせ的にもトイトイ濃厚であることは言えそうです。リャンメン待ちでない可能性が高いとなると、ノーチャンスとはいえ全く安全とは言えず、で放銃すれば高確率で満貫。下家が遠くて安い仕掛けをあまりしない打ち手であるなら、トイトイテンパイの可能性は更に高くなります。が赤ドラでないとしても、放銃した時は下家がを持っている可能性が高いので止めた方がよさそうですが、赤でないだとうっかりツモ切ってしまいそうです。

 「当たるとすればどのような形になっているか」「通っている牌が多い時は、通る読みより当たる読みを優先的に考える」。このことを念頭においておくと、テンパイからでも危険牌を止めた方がよいケースに対応しやすくなると思います。

 テンパイを崩すなら打もありますが、が危険牌であるので、をツモって再度テンパイした場合に、2枚切れであってもカンの方が単騎よりアガリやすいので今回は打に分がありそうです。

Q45

 打なら一通がついて満貫。カンに受けた方が比較的アガリやすいというのもありますが、『現代麻雀最新セオリー』では安牌を切って3900と危険牌を切って満貫でも後者有利とあることから、仮にが現物だったとしても打がよさそうです。

Q46

 満貫カンチャンと3900リャンメンの比較というだけなら、先制テンパイが入っている以上後者有利とみますが、今回はリャンメンに受けてもアガリ牌は1枚増えるだけ。それならカンチャンに受ける手もありそうですが、放銃率の差もあることから打に分があるようです。このあたりは人間が定量的に比較するのは難しいので参考にしたいところです。

 打とするくらいなら打で回った方がよいというのも意外でしたが、親が役牌ドラポンを含む2フーロしているので実質2軒リーチ状態。2軒リーチに対して両方無スジを切る場合、良形なら安手でもそれなりに押せるが、悪形の場合は満貫あっても厳しいケースがある(具体的には『統計学のマージャン戦術』参照)ので妥当なところでしょうか。

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この記事のライター

ネマタ
現役の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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