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ネマタの戦術本レビュー第614回「多井熱 著:多井隆晴  その17」

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Q7

 打

 チートイツ1シャンテン。メンツ手2シャンテン。役牌アンコを切ってまでチートイツに決めることはないですが、を残してもツモでメンツ手に移行した時に若干有利になる程度。先にチートイツでテンパイした時に字牌単騎に受けられる方がよいとみて切ります。

 打牌方針としては確かにチートイツに決め打たないのですが、何を切るか(打牌比較)は今の手牌で判断。一般的には点でなく線で考えることがよしとされますが、「打牌方針」は線で考えても、「打牌比較」は点で考えることを心がけましょう。

Q8

 打

 ドラにくっついた時の受け入れが広くなるようにマンズは残します。メンツ候補不足の場合は浮き牌へのくっつきでもシャンテンが進みますが、ドラという強い浮き牌がある以上、更に浮き牌を抱えるメリットは小さくなります。

 浮き牌を切るなら打か打ですが、「ドラにくっついた時の手牌の価値を高くする」という点では、123三色が残る打が優れていますが、「ドラにくっつかなかった時の手牌の価値を高くする」という点では678三色が残る打が優れています。アガリ率ではどちらも大差つかないので、タンヤオがつきやすい分アガった時の打点が高くなりやすいとみて打がやや有利と判断しましたがこれは難しいですね。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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