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ネマタの戦術本レビュー第778回「麻雀強者の0秒思考 著:ZERO その6」

ネマタの戦術本レビュー第778回「麻雀強者の0秒思考 著:ZERO その6」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

第1章 思考6

 「第三の強浮き牌」といっても、「受け入れ強浮き牌」や「打点強浮き牌」よりは基本的に劣ります。がくっついたペン待ちが場況からアガリやすそうといっても、通常のリャンメン待ちや、アガった時に1翻高くなる通常の悪形待ちに勝るということはあまりないためです。

 とはいえ、そのような強浮き牌が複数あるケースはそもそも迷わないことが多いので、大抵は通常浮き牌との比較になると思います。そういったケースでは、「場況強浮き牌」の存在を見落とさないようにしたいものです。

 一度切った牌をまた引いたら裏目と思い込み、考えるより先にツモ切ってしまいがちです。しかし、ツモった牌を残すかどうかは、あくまで現時点でも手牌と局面に応じて判断することです。裏目だからと切ってしまうのは、「一度切った」という過去の選択にとらわれているが故のミスと言えます。

 今回のケースに限らず、過去の選択、抽選、結果を意識するあまり、現時点の正着が打てなくなってしまうということは多々あります。単純な見落としや知識不足によるミスは実力向上に応じて自然と減っていくので、むしろミスの原因の多くを占めているかもしれません。打牌比較はどこまで行っても、現時点の手牌と局面で判断する。このことを徹底できるようになるだけでも、一度切った牌を残すという選択が候補に上がらなかった方は飛躍的に実力が向上するといっても過言ではないと思います。

麻雀強者の0秒思考

あっと驚く麻雀の名手が0秒で打てるようになる本です。

麻雀強者は0秒で決断します。それはトッププロしかり、最強の漫画キャラクターむこうぶちの傀しかり。
ではなぜ彼らは決断が早く迷いが無いのでしょうか?
それは多くの法則を頭で記憶しているからです。
このパターンならここを見る、というルーチンが完成されているので迷わないし、たとえ裏目になっても心がゆれません。
本書を読めば、一般の人が知らないような麻雀戦術が「0秒法則」として一目で覚えられるようになってます。さらに解説を読めば、むこうぶちの漫画シーンを使ったジョークを読みながらもより深く麻雀が学べます。
またゼロ氏のギリギリ人生を明かしたアウトローコラムは、ぐいぐいと引き込まれ次が読みたくなるハラハラドキドキの展開。こんな人生ならそれは戦術も面白くなりますねという納得と感動。

一冊に「娯楽と学習」がギュギュッとつまった完全無双の麻雀教材! 御無礼!

 
著:ZERO イラスト:天獅子 悦也 
単行本:1,620円

 
 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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