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ネマタの戦術本レビュー第789回「麻雀強者の0秒思考 著:ZERO その17」

ネマタの戦術本レビュー第789回「麻雀強者の0秒思考 著:ZERO その17」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

第1章 思考17

 字牌やスジ19単騎は統計上ではリャンメン待ちと同程度にアガリやすいのですが、他家全員から国士テンパイを警戒されるようになれば無スジ単騎待ちとさほどアガリ率が変わらなくなると考えられます。ヤオチュウ牌待ちが警戒されやすいケースも含めたうえでのアガリ率の高さですから、他家に警戒されるかどうかでアガリ率に結構差がつくうえに、放銃リスクが多少上がる程度でテンパイ率自体は迷彩を施しても大差なく、アガれた時は役満。よって、国士の迷彩については、私はどちらかと言えば積極的に施した方がよいと考えます。

 とはいえ、巡目が深くなればいずれにせよ迷彩の効果は薄れるので、本書の基準通り、ヤオチュウ牌を切ってもシャンテン戻しにならないなら、最序盤に1枚切っておくくらいで十分でしょう。

 中張牌の切り順については基本的に将来危険になりやすい牌から切りますが、トイツやスジかぶりの浮き牌については、そうでない浮き牌よりは後から切るようにします。他家からリーチが入った時に、通す無筋の種類が少ない方が後手からでもアガれる可能性が少しだけ増えるためです。

 一般論として、10巡目程度までは字牌単騎待ちはダマよりリーチがアガリ率で勝ります。もちろんこれはリーチ全体の話なので、字牌待ちが読まれやすい場合はこの限りではありません。しかし5巡目となれば、字牌待ちが怪しい河であっても断定できることはほとんど無く、安牌自体が少ないのですからリーチがよいでしょう。無スジ19待ちであっても同じことが言えるのかは気になるところです。

 本書に取り上げられていない内容で付け加えるとすれば、4枚目の字牌かスジ19牌を切ると、国士をテンパイしている人がいるとすれば100%放銃、切らなければ国士テンパイの他家のアガリ率は0%。4枚目の字牌か19牌が2種以上見えれば、国士テンパイ率は0%ということです。全くもって当然の話ではありますが、例え国士テンパイ率が5%だったとしても、5%の確率で役満に放銃するとなれば相当な危険牌。押し引き判断にかなり影響するのではないでしょうか。国士テンパイ自体はレアケースとはいえ、結果に大きく影響する話なので意識しておきたいところです。

麻雀強者の0秒思考

あっと驚く麻雀の名手が0秒で打てるようになる本です。

麻雀強者は0秒で決断します。それはトッププロしかり、最強の漫画キャラクターむこうぶちの傀しかり。
ではなぜ彼らは決断が早く迷いが無いのでしょうか?
それは多くの法則を頭で記憶しているからです。
このパターンならここを見る、というルーチンが完成されているので迷わないし、たとえ裏目になっても心がゆれません。
本書を読めば、一般の人が知らないような麻雀戦術が「0秒法則」として一目で覚えられるようになってます。さらに解説を読めば、むこうぶちの漫画シーンを使ったジョークを読みながらもより深く麻雀が学べます。
またゼロ氏のギリギリ人生を明かしたアウトローコラムは、ぐいぐいと引き込まれ次が読みたくなるハラハラドキドキの展開。こんな人生ならそれは戦術も面白くなりますねという納得と感動。

一冊に「娯楽と学習」がギュギュッとつまった完全無双の麻雀教材! 御無礼!

 
著:ZERO イラスト:天獅子 悦也 
単行本:1,620円

 
 

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この記事のライター

ネマタ
現役の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。1984年佐賀県生まれ。東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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