- 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
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Q61 ツモでとのシャンポンリーチを打つ選択肢が残ることもメリットと言えます。
Q62 ツモでシャンポンリーチが打てる方がよく、受けも残る打とします。
Q63 仕掛けを入れていなくてもリャンメン変化があるのでを残します。
Q64 トビトイツや並びトイツから2メンツ作る場合も3トイツをほぐさないケースの1つ。タンヤオ手の場合は良形変化を考慮して456牌を37牌より残します。
Q65 アガリやすさだけならポンテンがきくトイトイを残した方が高いので、トイツがよりポンしやすい牌なら打も考慮に入れます。
Q66 5800のアガリで十分とみるならドラへのくっつきでアガリやすい形が残る打もあります。ダブ東とドラ絡みホンイツという2翻以上の役が複数絡む形だったのもあり、シャンポン固定というあまりみない選択が有利になりました。形だけみると選びにくい打牌です。
Q67 打 アガリ率は半分以下ですが打点4倍となれば流石にドラ単騎有利。ただしドラ待ちは局面次第で特にアガリにくい(何らかの理由で他家にドラをトイツ以上で固められていると分かるなど)場合もあり、ツモで改めて3メンチャンと選択することも考慮して打としそうです。
Q68 シャンポンに受けても30符3翻止まりのケースもありますが、が比較的出やすいことも踏まえれば基本は待ちを半分にしても打点が2倍になる受けを残した方が有利になります。
Q69 基本はリャンメン3900よりカンチャン8000。今回はツモの変化もあるのでなおさらです。
Q70 満貫になるとは限りませんがこれも白が比較的出やすいとみてシャンポンに受けます。一応注意しておきたいのは、リャンメン待ちが大幅にアガリにくくなることはあまりませんが、枚数が少ないカンチャン、シャンポンは更に受け入れ枚数が少なくなる事でかなりアガリにくくなる場合もあることも踏まえて、実戦ではリャンメンに受けるケースも少なからずあるということです。
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