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ネマタの戦術本レビュー第846回「『論理的思考で勝つ麻雀』著:中嶋隼也 編その12」

ネマタの戦術本レビュー第846回「『論理的思考で勝つ麻雀』著:中嶋隼也 編その12」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

Logic12

 ダマ4翻以上の手はダマにすることが多いですが、本書にある通り、河が強く出アガリしやすいとなるとリーチ寄りになります。一般的に巡目が深くないなら、スジ待ちはリーチとダマのアガリ率が同程度、字牌待ちに関してはリーチの方が上になるので、打点込みでリーチが有利になります。

 ただし、ダマでも高打点かつ、河が強いうえに出アガリしやすい手牌になることはなかなかないものです。高打点が狙いやすい手牌はそれだけ手材料が豊富であることが多いため、手組の段階で他家に与える情報が多く河が弱くなりがちです。メンゼンで一色手をテンパイした場合、大概はその色か字牌がいかにも危険に見える河になっているものです。

 スジや字牌待ちについても、テンパイ時に待ちとして残る場合は中張牌を多く切っている河になりやすく、待ちを絞りやすいことから相対的にスジや字牌待ちを警戒されやすくなる傾向があります。

 

 アガるためにはテンパイする必要があり、他家に警戒されたとしてもツモアガリは可能。しかもツモった方が高打点になるという麻雀の性質から、より価値の高い手牌を目指す過程で河が弱くなることはさほど気にすることはありません。しかし、テンパイ率を下げない範囲であれば、河を強くするに越したことはないというのも事実です。通っているスジの本数が少なくなるように打つ、良形ターツが揃っても序盤のうちは字牌のような分かりやすい安牌を抱えずに打つ、他に残す牌があるなら135のリャンカンから先に5を切ってカン2待ちをアガリやすくする。七対子狙いなら必要以上に字牌等の待ち頃の牌を残さないといったケースが一例です。テンパイ時に即リーチが有利になりやすいような手組を心掛ければ、自然と局収支が伸びよりよい結果を残せるようになります。一見不要牌を切るだけの手牌であっても、河の強さを踏まえれば手順に選択肢があることも少なくありません。

 

論理的思考で勝つ麻雀

「選択と抽選のゲーム」と言われる麻雀。
プレイヤーの実力が反映される「選択」の精度を高めることは何よりも大切です。
本書ではそのために必要な考え方、戦術を論理的に解説します。

著者は麻雀の思考の言語化の達人、中嶋隼也プロ。ロジカルで分かりやすい解説が遺憾なく発揮されています。

点数状況・巡目・他家の挙動など、状況が刻一刻と変わるゲームである麻雀において、得な選択肢を選び続けるための論理的思考力を本書で身に付けましょう!

著:中嶋隼也(@owadasenmu
単行本:1,404円
 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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