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ネマタの戦術本レビュー第850回「『論理的思考で勝つ麻雀』著:中嶋隼也 編その16」

ネマタの戦術本レビュー第850回「『論理的思考で勝つ麻雀』著:中嶋隼也 編その16」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

Logic16

 ノーテンからは基本引きだからこそ、他者と差をつけるうえで重要になるのは、実戦でいつノーテンから押すか。大まかな基準としては、テンパイ時に良形になりやすく、打点もまずまず高く、巡目が深くないというところ。129ページの表でまとめられているものがかなり実用的です。押し引き判断の考慮要素を単に足し引きしているだけなので、「どの程度押し有利か」を正確に見積もるのは難しいですが、有利不利がはっきり分かれるケースで判別できればよく、微妙なケースは細かく基準を作るくらいなら実戦の場況に応じて判断した方がよいので、基準自体はこれくらいシンプルなものがよいでしょう。

 

 テンパイ時に一旦引いてもまだテンパイする可能性があるという理由で引くことがあったように、1シャンテンの場合も一旦押すことで降りやすくなるという理由で押す場合があります。局面が変われば押し引き判断も変わり得るので、最初の判断にとらわれないことも重要です。1シャンテンからの押し引きは特に、押し有利から引き有利に変わりやすいです。最初から完全に降りればその後ミスする可能性は減りますが、押すと決めたからには最後まで押すとしてしまうと、巡目が深く待ち牌も絞れたので降り有利になった段階からでも押してしまうミスをしかねません。一昔言われていたよりはノーテンから押せるケースが多いことが分かりましたが、それでも慣れないうちは引き寄りに打った方が無難とされるのはこのためです。

 

 2シャンテンともなればほぼ降りることになりますが、牌姿Dのように1シャンテンになりやすく、1シャンテンになりさえすれば押し有利となれば押すこともあります。この手の押し引き判断は5ブロックが足りている牌姿を取り上げて、テンパイするツモがかなり限られているから降り有利という説明がされることが多かったのですが、このような形なら確かに2シャンテンでも押し有利。5ブロックが足りていないうえに強浮き牌を抱えている手牌の価値の高さを改めて知らされます。

 

論理的思考で勝つ麻雀

「選択と抽選のゲーム」と言われる麻雀。
プレイヤーの実力が反映される「選択」の精度を高めることは何よりも大切です。
本書ではそのために必要な考え方、戦術を論理的に解説します。

著者は麻雀の思考の言語化の達人、中嶋隼也プロ。ロジカルで分かりやすい解説が遺憾なく発揮されています。

点数状況・巡目・他家の挙動など、状況が刻一刻と変わるゲームである麻雀において、得な選択肢を選び続けるための論理的思考力を本書で身に付けましょう!

著:中嶋隼也(@owadasenmu
単行本:1,404円
 

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