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ネマタの戦術本レビュー第1062回「『麻雀鳴きの教科書』編 その8 著:平澤元気」

ネマタの戦術本レビュー第1062回「『麻雀鳴きの教科書』編 その8 著:平澤元気」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
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  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

当レビューは書籍の内容に関するネマタ氏が当書の回答に異論があるもの、追記事項があるものを取り上げます。姿牌、局面については書籍を購入してご確認下さい。

第3章 微差何鳴く編

16副露目 役牌バックを使いこなす

役牌バックに抵抗がある人もそうでない人も、「バックでない役牌トイツはリャンメンのような良形相当、バックだと読まれる役牌トイツはカンチャンのような悪形相当。」と考えると基準が立てやすいです。

良形を鳴く場合は相手の対応次第でかえってアガリにくくなることも考えられます。スルーしたおかげでよりメンツになりにくいところから鳴けるケース、低確率ながらメンゼンでテンパイしてリーチを打てることもあるので、「良形から鳴きを入れるのはテンパイ料でもよい終盤、あるいはアガリトップのように点数関係なくアガリの価値が高いケース」に限ると言えそうです。

悪形でもテンパイなら、大概の1シャンテンよりはアガリやすいですから、悪形を鳴いて1メンツ完成するならば、相手に対応されるとしても鳴いた方がアガリやすいと考えられます。役牌トイツが残るので、役牌をポンした場合より手牌の守備力が残るというのもメリットです。

ただし、やはり役牌から鳴けるならその方がアガリやすいというのも事実。結局のところ「役牌から出たとしても鳴くかどうか微妙」程度の手牌、局面なら、悪形からでもスルーしておくというのが一つの基準になりそうですね。このあたりは個人的にもう少し判断基準を突き止めたいところです。

17副露目 役牌スルーの基準 その1

役牌雀頭だとタンヤオも平和もつかないので、タンピン手より鳴くことが多いのは第2章7副露目でも触れた通り。役牌以外に雀頭候補があるなら、役牌をポンして手なりで進めると8副露目のタブーに触れる恐れがあるとしても、12、13副露目で取り上げたように、ホンイツ、トイトイを狙いつつ字牌を安牌として抱える手があります。

役牌以外の雀頭が無いとなるとスルーすることも増えます。牌姿Aのような2メンツ1ターツ、浮き牌にくっつけば1シャンテンになる2シャンテン程度にメンゼンでテンパイしやすく、ドラ1枚なのでリーチによる打点上昇の恩恵を受けやすい。ここまで整っていればスルーがよいでしょう。

個人的には役牌の1鳴きも以前より減りつつあります。牌姿Aはリーチ、メンゼンツモ以外にメンゼンで進める打点的恩恵が薄い手ですが、実戦では低確率ながらイーペーコー、食い下がり有りの2翻役が見える手もあるので、そのような手牌の場合はメンゼンで進める価値を高めに見積もってスルー。ただし牌姿Aほどはメンゼンでテンパイしやすくないので2枚目は鳴くという感覚です。

18副露目 役牌スルーの基準 その2

今度は他に雀頭が無くアガリに遠い手牌の場合。基本的には第2章9副露目の判断に近いと考えていいと思います。ただし役牌ポンの場合は、後からターツの受けが増えてメンツになりやすくなる変化も残ります。牌姿Bとそれほど大きく差があるわけではないので、少なくとも鳴くことが明確に損というわけではないとみます。

もちろん鳴くと安いのでスルーが無難という結論になったので、鳴いてもまずまず打点が見込める場合は、10副露目でも取り上げられているようにアガリ優先で鳴くことを推奨します。3900なら後から表ドラ、赤ドラを引いて満貫になる可能性も結構ありますね。

麻雀鳴きの教科書

アガリ回数を劇的に増やす!鳴きの技術

メンゼンで我慢するか、鳴くか。どの牌なら鳴くか、何巡目から鳴くか・・・。

副露はアガリ回数や得点に直結する分野でありながら、麻雀技術の中でも特に「上級者でも意見が分かれやすい」問題です。
例えば副露率40%を超える天鳳位は何人かいますが、同じフィールドで結果を出している副露率20%台のツワモノも存在します。

本書で鳴き判断の本質を学べば、悩ましい場面に直面したとき少なくともどういう道筋で考えていけばいいのかがわかるはずです。そして、そのように自分で理由をつけられるプレイをすることが麻雀では非常に重要なのです。

ぜひ本書で鳴きの極意を体得してください。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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