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ネマタの戦術本レビュー第1182回「『平賀聡彦のガムシャラ麻雀』編 その10 著:平賀聡彦」

ネマタの戦術本レビュー第1182回「『平賀聡彦のガムシャラ麻雀』編 その10 著:平賀聡彦」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

当レビューは書籍の内容に関するネマタ氏が当書の回答に異論があるもの、追記事項があるもの、または更に掘り下げたい部分等を取り上げます。姿牌、局面については書籍を購入してご確認下さい。

▼書籍版


▼Kindle版

1の巻 侍Aリーガー(麻雀との出会い 麻雀にのめり込む ほか)
2の巻 初タイトル、RTD優勝!(麻雀プロ団体対抗戦 団体戦メンバー ほか)
3の巻 二冠達成 モンド優勝!(モンドチャレンジマッチ 第19回モンド杯 ほか)
4の巻 侍プレイバック(侍プレイバックって何? プレイバック パート1 ほか)

※実戦譜が掲載されている四の巻のみのレビューとなります。

プレイバック パート10

215ページの牌図と220ページの牌譜に食い違いがありますが、北家を3着にしなければ優勝条件を満たさないので220ページの点数状況が正しいものと思われます。

優勝条件が北家からの直撃のみで、その北家がリーチしているとなれば、高め条件になるとしても鳴いて手を進めた方が逆転の可能性が高いと言えます。東家は連荘必須なので不要牌は全て切らざるを得ず、北家はこちら南家に対しては直撃だけ避けていればよいものの、東家に対しては高い手をツモられるだけで優勝が危うくなる以上、役無しテンパイなら放銃リスク覚悟のうえでリーチするのも止む無し。互いの条件が噛み合ったが故の大逆転劇となりました。

麻雀、特に優勝がかかった短期かつ条件戦となれば、ゲームの性質上なおのこと運の要素が高くなります。しかし、勝つつもりで打たなければ優勝できることは決してない以上、必ず実力が要求されるゲームであるというのも事実です。本書の教えの通り、リスクの先にしかリターンはありません。

本書との見解の相違点を挙げるなら、勝負所と決めるのは自分ではなくあくまで手牌と局面。信じるのは己というよりは、「たとえ可能性が低くとも、取りうる選択の中では最も勝てる可能性が高い」という判断そのもの。対局中は己の判断を信じるより他ありませんが、対局の外では、己の判断こそを疑ってみる必要がありましょう。それこそが、勝つためであれ、楽しむためであれ、麻雀道を歩むものとして大切なことではないでしょうか。

必勝!麻雀実践対局問題集

RTD、モンド優勝の麻雀侍が自らの麻雀人生を語る

「あなたにとって麻雀とは何ですか?
と聞かれたらボクは『生きざま。己を表現するもの』と答えるだろう」(まえがきより)

自らの生きざまを麻雀で表現する平賀聡彦プロ。その超攻撃的な雀風でファンを魅了しながらもRTDリーグ2017優勝、第20回モンド杯優勝と結果を出し続けています。

本書はその平賀プロによる初の麻雀本です。戦術書というより、平賀プロがこれまで麻雀とどのように関わり、どんな麻雀を打ってきたか、そのときどんなことを考えていたかを語る内容になっています。

本書で平賀プロの麻雀(=生きざま)に触れ、こんな打ち方もあるのか、こんな考え方もあるのか、と麻雀の新しい可能性を見つけていただければ幸いです。

1の巻 侍Aリーガー(麻雀との出会い 麻雀にのめり込む ほか)
2の巻 初タイトル、RTD優勝!(麻雀プロ団体対抗戦 団体戦メンバー ほか)
3の巻 二冠達成 モンド優勝!(モンドチャレンジマッチ 第19回モンド杯 ほか)
4の巻 侍プレイバック(侍プレイバックって何? プレイバック パート1 ほか)

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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