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ネマタの戦術本レビュー第1178回「『平賀聡彦のガムシャラ麻雀』編 その6 著:平賀聡彦」

ネマタの戦術本レビュー第1178回「『平賀聡彦のガムシャラ麻雀』編 その6 著:平賀聡彦」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
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  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

当レビューは書籍の内容に関するネマタ氏が当書の回答に異論があるもの、追記事項があるもの、または更に掘り下げたい部分等を取り上げます。姿牌、局面については書籍を購入してご確認下さい。

▼書籍版


▼Kindle版

1の巻 侍Aリーガー(麻雀との出会い 麻雀にのめり込む ほか)
2の巻 初タイトル、RTD優勝!(麻雀プロ団体対抗戦 団体戦メンバー ほか)
3の巻 二冠達成 モンド優勝!(モンドチャレンジマッチ 第19回モンド杯 ほか)
4の巻 侍プレイバック(侍プレイバックって何? プレイバック パート1 ほか)

※実戦譜が掲載されている四の巻のみのレビューとなります。

プレイバック パート6

「リーチは思考の放棄」とよく言われますが、いざメンゼンでテンパイすれば大抵のケースは即リーチしてしまった方がよいもの。「リーチは天才を凡夫にする」とも言われますが、「リーチは凡夫を天才にする」と言った方が近いのではないでしょうか。

しかし、ただ闇雲にリーチを打っているだけの人が強いとは言い難いというのも事実。「リーチは思考の放棄」というのも、そうした事実からよく聞かれるようになった言葉と言えましょう。

問題はそこで、「だから無闇にリーチしてはいけない」とリーチを過小評価してしまうこと。闇雲にリーチを打っているだけの打ち手が改善すべきことはリーチを控えることではなく、リーチをより効果的に打てるようにするためにリーチ以前の手組を改善することです。手組が改善されぬままリーチを控えるようになってしまうと、ますます勝ち味の薄い打ち方になってしまいます。

リーチをより効果的に打てるように手組を考えることを意識すると、必然的に「思考放棄」とはいかなくなります。思考することが増えれば労力も増えますが、人間である以上脳のリソースには限りがあります。適度に思考を休めることもしなければどうしてもミスが増えがちになります。

実戦でいつ思考を休めるかと言われれば、リーチした後くらいしかありません。本書にある通り、リーチした後はお休み時間。脳のリソースをより有効に使うという意味でも、休める時は休むスタンスで対局に臨みましょう。

ちなみに牌譜については(1巡目の捨牌と6巡目のツモの誤植と思われます。)、ドラ3あるので役牌を重ねる価値が高いとはいえ、メンツ候補不足につき2巡目はよりを切りそうです。その場合はツモで純チャン三色ドラ3ペンダマ倍満テンパイになっていたかもしれません。しかしその場合はを北家にポンされてないのでは別の他家の手に入りアガれたかどうか怪しいところ。このあたりは完全に結果論ではありますが、鳴きによって展開が大きく変わるというのも麻雀の面白いところです。

必勝!麻雀実践対局問題集

RTD、モンド優勝の麻雀侍が自らの麻雀人生を語る

「あなたにとって麻雀とは何ですか?
と聞かれたらボクは『生きざま。己を表現するもの』と答えるだろう」(まえがきより)

自らの生きざまを麻雀で表現する平賀聡彦プロ。その超攻撃的な雀風でファンを魅了しながらもRTDリーグ2017優勝、第20回モンド杯優勝と結果を出し続けています。

本書はその平賀プロによる初の麻雀本です。戦術書というより、平賀プロがこれまで麻雀とどのように関わり、どんな麻雀を打ってきたか、そのときどんなことを考えていたかを語る内容になっています。

本書で平賀プロの麻雀(=生きざま)に触れ、こんな打ち方もあるのか、こんな考え方もあるのか、と麻雀の新しい可能性を見つけていただければ幸いです。

1の巻 侍Aリーガー(麻雀との出会い 麻雀にのめり込む ほか)
2の巻 初タイトル、RTD優勝!(麻雀プロ団体対抗戦 団体戦メンバー ほか)
3の巻 二冠達成 モンド優勝!(モンドチャレンジマッチ 第19回モンド杯 ほか)
4の巻 侍プレイバック(侍プレイバックって何? プレイバック パート1 ほか)

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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