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第54回 ネマタの麻雀徒然草

第54回 ネマタの麻雀徒然草

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ネマタの麻雀徒然草とは
  • 『ネマタの麻雀徒然草』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる「麻雀に関する話題を徒然なるままに書き連ねていく」コラムです。
  • 第1回はコチラ

 好評につき、拙著『勝つための現代麻雀技術論』『もっと勝つための現代麻雀技術論実践編』の再版が決まりました。Amazonで品薄のため中古が高騰しているという話を何度となく聞きましたが、とりあえず落ち着くことになりそうです。御購読いただいた方には、この場を借りて改めてお礼申し上げます。

 両作が誕生するまでの経緯について、今後こちらで何度かお話させていただこうと思いますが、今回は現麻本執筆以前からのお話。Webサイト版「現代麻雀技術論」を書籍化しようという話は、実は、本サイトが日本麻雀ブログ大賞2009を受賞して間もなくから、ブログ大賞の審査員でもあった編者の福地氏からいただいていました。

 それから数年間音沙汰が無かったので、とっくにお流れになったものと思っていて、書籍化が決定する頃にはそのような話があったことすら忘れていました。いつ頃の話だったかはっきりとは覚えていませんでしたが、最初に書いた原稿の記録を見ると2013年10月31日、初版が2014年4月24日なので、およそ半年間かけての製作でした。

 書籍化決定を受けて、福地氏から最初に報告されたことは、文章の字数制限と、サイト版「現麻」の総文字数。字数制限内に納めるためには、「現麻」の文章量の約1/4にする必要がありました。
 
 サイト版の記事を概ね更新してから約5年。それからの麻雀研究はそれまで以上に発展したので、新しく記述したい内容が多々あったのでありますが、追加するどころか記述量が1/4となっては、戦術論の取り上げ方を根本的に見直す必要に迫られました。
 
 結果に影響しやすい重要な内容だけをまとめる形なら1/4以下にするのも難しくなさそうですが、それでは従来の戦術書と大差無く、「現麻」の書籍版とも言い難い。私としては、サイト版を愛読して下さった方に満足していただけるものに仕上げたい…何故なら、書籍化が決定した時に私以上にそのことを喜び、応援して下さったのは、まさにそのような方達だったからです。

 従来の内容を残したうえで新しい研究結果を取り入れる、なおかつ文章量を1/4にする。この為に私が取った方法は、導入部分や検証部分を割愛し、ただ結論部分を淡々とまとめる形にすることでした。そのため、発売後によく見られた感想が、「結論の妥当性を確認するためにも、検証部分を知りたい。」というものでした。

 本書を執筆するうえで引用させていただいたデータに関しては、およそ妥当なものと思われます。検証内容については引用先を御参照下さい。麻雀ウォッチで連載させていただいた、「もっと勝つための現代麻雀技術論」内でも紹介しております。しかし、どのような手牌から何を切るかについては、私個人の主観も少なからず入っているため、妥当性を保証することはできません。

 人間であれば、こういった理由からこれ切りが妥当であろうと直感的に処理できる問題であっても、データを用いて定量的に検証しようとすれば相当な労力が必要になります。本書で取り上げた300以上の牌姿一つ一つに、厳密に検証することは、時間的にも力量的にも不可能でありました。データを用いた定量的な検証をお望みの方は、今後の麻雀研究の更なる発展の為にも、「麻雀数理研究会」 をお尋ね下さい。

この記事のライター

ネマタ
現役の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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