索子、萬子と続いて最後は筒子。最初は索子のデザインの謎について軽く触れるだけのつもりでしたが、調べていくにつれ、筒子こそ謎が多く、牌の種類によって様々なデザインがあることに気付かされました。
・筒子の丸のデザインは、国、地域だけでなく製造業者によって様々
特にについては、メーカー独自の意匠が施されているものも多いので実に様々。東大の駒場祭では、に東大のシンボルマークである銀杏を象ったオリジナルの麻雀牌が使われていました。ゲストとして招待された時に待ちの国士無双をツモアガったことだけは一生忘れなさそうです。
「ゆるゆる麻雀会」でお世話になっている「麻雀ドラいち」さんで使われている麻雀牌は「センチュリー」。にセンチュリーの文字が掘られていて、を切りながら「センチュリー」と言って笑いをとるところまでが定番になっています(笑)
・厳密な意味で上下対称なのはとだけと言うけれど…
索子には上下があり、筒子の丸は以外は中に書かれている花びらが5枚なので上下があるという話を聞きました。確かにだけは中の花びらが6枚なので上下を逆にしても同じ。この牌画もそうなっています。成る程と感心させられたのですが、何故2筒だけ違うのか。そもそも2筒も花びら5枚の牌を見たような気がするけど記憶違いだろうか。気になって調べてみると…
画像検索してみると、最初に目に入ったのがまさに花びらが5枚になっている。オンライン麻雀ではどうなっているのかを調べたところ。天鳳、MJ、雀ナビはこれと同じデザインで花びら5枚。雀魂、ロン2は花びら6枚。MFCは花びらではなく、丸に十字が入ったデザインなのでも上下対称でした。
市販の麻雀牌も調べてみましたが、花びら6枚の物が多いとはいえ、5枚のものも少なからずあるようです。だけが6枚の理由は、調べてみてもそれらしき情報が見つからず、疑問に思った人のコメントさえ見当たりませんでした。何方か有力な情報をお持ちであれば、是非ともお知らせ下さい。
次回に続きます。