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「麻雀って、楽しいよね!」新春東海麻雀大会レポート

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10:30 対局開始(全4回戦)

 

対局開始早々、いきなりイベントが始まります。

相川(司会)「柴山代走のコーナーいってみよ!」

説明しよう。

柴山代走とは、麻雀を打ちたくて来たものの司会に回された柴山プロが、ただただ麻雀を打ちたいという理由で、抽選に当たった人の1局代走をするイベントなのだ。抽選に当たってしまったら最後、拒否権などない。

しかしこの会場にいる104人は、誰一人として柴山代走に嫌な顔をしません。

むしろ待ってましたと言わんばかりに席を譲り1局を委ねます。

期待を一身に背負い、裸ドラ単騎のマンガンをアガり切った柴山プロ。

代走を託した方もご満悦の様子です。

 

試合が終了すると会場のスクリーンに、チーム成績が掲示されます。

随時ポイントが確認できて見やすいですね。

 

14:30 大将・副将戦


各チームの副将、大将同士による特別対局。

副将戦はポイント2倍、大将戦はなんとポイント4倍のスーパーボーナスゲームです。

参加者の皆さんは卓を囲み、各チームのリーダーを応援。

各チームのアガリに皆さん一喜一憂。

なんだか運動会を彷彿とさせ、ノスタルジーな気持ちになります。

すると大将戦を囲んでいた卓から『うぉーーー!!!』と大きな歓声が。

何事かと人混みをかき分け覗いてみると…

なんとヘパリーゼ大将の松山プロが国士無双ツモアガリ!

通常の4倍なので順位点なども込みにすると300pt以上の価値があります。荒稼ぎ。

対局終了後も、感想戦に余念がない山口プロ。

山口『中ぶくれ単騎に取る選択もありましたね。』

真面目か。ほんでどんな状況や。

16:00閉会式


全試合を終え閉会式。各表彰に移ります。

4回戦目で盛り返した山田ブチギレンズが逆転優勝。

優勝したブチギレンズのみなさんには、賞品として特製のマグカップが贈呈されました。

 

個人総合優勝は真中淳平さん。

222.8ptを叩いての優勝です。おめでとうございます。

賞品の手書き色紙が贈呈されます。

冒頭の役満賞Tシャツは、なんと1半荘で国士無双と大三元をアガった方に贈呈されました。

今年は輝かしい1年になるのではないでしょうか。いや、はたまた収束して不幸が押し寄せるのか?

個人賞などの表彰が続く中、ふと顔を上げ会場全体を見渡すとあることに気が付きました。

「みんなが…笑ってる…。」

私はここ最近、勝負としての麻雀ばかりで、競技的な側面でしか麻雀と触れ合っていませんでした。

人と人とが向き合って牌を交える、その面白さ、素晴らしさ、温かさ。

麻雀というゲームの根本を見失っていました。

人と人とが有意義な時間を過ごすためのツール。

麻雀は頭脳スポーツでありながら、やはりその本質は対人ゲームなのです。

「あー、そういえば麻雀ってこんなに楽しいものだったな。」

人と人とを繋ぐ麻雀というゲームのポテンシャルを思い出させてくれる、素晴らしい1日となりました。

主催者より閉会の辞

木村「皆さん、本日はお忙しい中お集まりいただき本当にありがとうございました。正直なところ、開催にあたって企画・運営・準備がとても忙しく挫けそうになった時もありました。ただ、その疲れは今日の皆さんの笑顔を見て吹き飛びました。」

木村「来年以降についてはまだ未定ですが、開催する方向で前向きに検討しています。その際は再び皆さんの笑顔をお目にかかれることを楽しみにしています。」

今年参加されなかった方、楽しさは絶対保障します。来年以降もどうかご期待ください。

オマケ

最後に本日参加されていた天鳳プレイヤーのzeRoさんが自身の著書「麻雀強者の0秒思考(竹書房)」の宣伝。

zeRo『阿部君、最後に一笑い起こすから見といてくれ。』

と意気込みマイクを握るzeRoさん。

zeRo『えー、本日は一身上の都合でマスクを着用して対局しておりました。というのもですね、新年早々お餅を食べたらバキッと歯が欠けてしまいまして。笑った顔が非常に間抜けなのでマスクで隠しておりました。』

一同『え…..』

笑うどころか、みんなちょっと引いてました。

zeRo、新年初スベリ。

この記事のライター

阿部 柊太朗
最高位戦日本プロ麻雀協会所属。
関西を中心に活動している95年生まれのゆとり世代。
Mリーグでは赤坂ドリブンズの記者として活動中。
目指すは未来のMリーガー!

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