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長谷川来輝の魅力~北から昇った新星、大舞台で華麗に踊る

長谷川来輝の魅力~北から昇った新星、大舞台で華麗に踊る

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北の大地から昇った最高位戦の新星、それが長谷川来輝だ。

プロ2年目にして飯田正人杯・最高位戦Classicを制し、周囲を驚かせた。釧路ではダンサーとしても活動する長谷川は地元でダンス講師を務めているため、東京本部の最高位戦リーグには参加していない。それだけに出場したタイトル戦にかける思いは人一倍熱く、第29期發王戦では決勝卓に進出した実績も持つ。

本記事では、何もかもが規格外で注目を集める長谷川のあふれる魅力に迫ってみたい。

目次

長谷川来輝の基本情報・プロフィールデータ

画像一番左が長谷川来輝

名前

長谷川来輝(はせがわ・らいき)

生年月日

1987年6月25日

職業

プロ雀士

出身地

北海道

趣味・特技

ダンス 

本人公式SNS

Twitter

所属団体

最高位戦日本プロ麻雀協会

プロ入会年

2017年

主なタイトル

飯田正人杯・第13期最高位戦Classic

ヒップホップダンスをしていた姉の影響もあってダンスを始めたという長谷川。大学時代に所属していたサークルでは、ポップやロック、ダンスバトルなど様々なジャンルのダンスを学んだ。社会人になっても踊り続け、その実力は北海道内で開催されたストリートダンスのコンテストで優勝するほど。現在も、プロ雀士と二足の草鞋を履いて、地元の人々にダンスの魅力を伝え続けている。

経歴

2017年:最高位戦日本プロ麻雀協会第42期前期生としてデビュー
2018年:飯田正人杯・第13期最高位戦Classic優勝
2018年:第2期新輝戦3位
2022年:第29期發王戦3位

麻雀との出会い・きっかけ

幼いころは麻雀が好きな両親の膝の上に座りながら、繰り広げられる闘牌の様子を眺めていたという長谷川。

小学生時代の誕生日プレゼントは麻雀のゲームソフトで、中学生になるとすでに友人と卓を囲んでいた。地元の大学に入ると雀荘にも足繁く通ったが、就職後は忙しすぎて麻雀どころではない生活に。

数年で会社を辞めて釧路に戻り、再び雀荘に向かうようになると、オーナーから「プロになってみないか」と声を掛けられた。釧路初のプロ雀士を目指すことに決めた長谷川の受験先は最高位戦。モンド杯で見ていた金子正輝のシャープな打ち筋に憧れていたことが、最高位戦を志す決め手になったそうだ。 

長谷川来輝の打ち方や雀風

長谷川は自らの雀風について「地味」と話しているが、言い方を変えればオーソドックスな麻雀を貫けるということでもある。丁寧に打ち続けて、訪れたチャンスを逃さないのが基本スタイル。成績が低迷しても「いつか上振れが来るから我慢して打つ」という姿勢を崩さない。それでも、ただ我慢するだけでは終わらないのが長谷川。打点が望めない場合は軽快に仕掛けていき、臨機応変な対応で自身のペースを作り出すのも長谷川の持ち味だ。

長谷川来輝の対局時の様子

第29期發王戦決勝 1回戦 2022/2/12

互いに決め手を作らせない1回戦特有の緊張感の中、丁寧な立ち回りからチャンスをうかがう長谷川の持ち味が存分に発揮された。僅差の2着目で迎えた南2局1本場、長谷川の手牌にはドラもなく、局消化も見据えて2枚目の[発]をポン。その後、白鳥翔(連盟)が暗槓、新ドラ[⑦]はなんと長谷川の手に3枚。一気にビッグチャンスとなった長谷川は、これを逃さず2000・4000のアガリを決める。オーラスでも終盤の2軒リーチをかいくぐって鮮やかに加点した。

第13期飯田正人杯 最高位戦Classic決勝 2022/8/26

全10回戦の決勝戦は8回戦を終えて長谷川がトップ。9回戦では、プロ2年目とは思えない大胆不敵な作戦で優勝をぐっと引き寄せた。南3局、3着目の長谷川は順調に手が進み5200点のダマテン。2着目の新津潔プロ(最高位戦)から当たり牌の[7]が切り出されたが、これをなんと見逃し。狙いは、この半荘トップ目でトータルでも2番手のライバル愛内よしえ(協会)の素点を削ることだった。この選択が功を奏し、長谷川プロは[7]をツモって、愛内に親被りさせることに成功。終わってみれば愛内は2着で、長谷川の目論見通りの結果となった。

SNSでの評価・評判

長谷川の活躍が報じられるたび、北海道からの応援ツイートが飛び交っている。また、『雀魂-じゃんたま-』のプレイヤーたちからも熱いエールが届けられているようだ。

第29期發王戦の決勝戦は、最後まで誰が勝つか分からない展開だっただけに、「面白い」「感動した」といったツイートが相次いでいた。

魂天に到達している長谷川を、雀魂プレイヤーの代表として応援しようと呼びかけるツイートも目立った。

長谷川と同じく北海道を本拠地としながら、女流最高位にも輝いたのが伊藤奏子。北海道からの挑戦が大変なことを知っているからこそ、長谷川を応援する声にも力が入る。

長谷川来輝のおすすめの動画

リスナーと雀魂で対戦

「ひなたんの麻雀するしない」の3周年を記念して、12時間にわたって配信されたのがこちらの動画。

4:35:20頃に登場した長谷川は「麻雀プロなんだから東風トップ10回取るまで終われまてん!」という企画に参加した。雀魂の友人戦で、出演プロとリスナーが対局し、ラスになったプロはコンビニで買い物という罰ゲームも。配信当時は「魂天」ではなかったものの、雀魂トッププレイヤーの長谷川はどんな闘牌を見せるのか。気になる対局内容は、ぜひ動画内でチェックしてほしい。

先制パンチがかかった運命の選択

先ほど紹介した第29期發王戦決勝の1回戦から、「發・ドラ3」をテンパイした長谷川の選択の場面がピックアップされている。[七]の単騎待ちに受けていた長谷川は、次巡にフリテンながら4面待ちとなる[⑥]をツモった。アガリの可能性、放銃リスクをじっくりと検討した末に、長谷川のとった選択は…?

長谷川来輝のニュース・こぼれ話

釧路にないチェーン店を満喫

長谷川が3位に入った第29期發王戦は、準々決勝・準決勝の1週間後に決勝が行われた。この間、長谷川は釧路に帰らず、ホテルに滞在することを選択。外出はなるべく控えていたそうだが、ささやかな楽しみも見つけていた。それはホテル周辺のコンビニや飲食店巡り。釧路にない店も多く、落ち着かない期間を過ごすにはちょうどよかったということだった。

バスでの会話から思わぬつながり

釧路市内を走るバスの中で、Mリーグについての会話を耳にした長谷川プロ。妙にうれしくなって、2人組に名刺を渡していた。その1カ月後、長谷川のもとに懐かしい人から電話が入った。声の主はかつてアルバイトをしていた焼肉店のマスター。長谷川が名刺を渡した若い男性が働いていることを伝えてきたのだ。人と人のつながりを実感した長谷川は、喜びを隠さずツイートしていた。

この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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