こんにちは、まろちょふです。
今回は6/29(木)に姫ロンチャンネル で放送された第4回姫ロン杯 麻雀カボオーロラカップの予選2組のハイライトをお届けします!
その前に、大会概要や参戦プロの方々を確認しましょう。
大会概要
第4回姫ロン杯は、総勢52名の女流プロが4組(麻雀リオ、麻雀カボ、麻雀ブル、麻雀さん)の各トーナメント予選に分かれて対決します。
各トーナメン予選は12人のプロで予選3卓行い、トップとなったプロ3名と、前年度の各トーナメント優勝者が決勝戦を戦います。
各トーナメント予選の決勝にて優勝者と2位になったプロ8名が第4回姫ロン杯 チャンピオンシップ大会に出場します。
詳しくは第4回姫ロン杯公式HPをご確認ください。
出場者
予選1組
平岡理恵(日本プロ麻雀連盟)
土田小緒里(日本プロ麻雀連盟)
蒼井ゆりか(日本プロ麻雀連盟)
東城りお(日本プロ麻雀連盟)
予選2組
石田亜沙己(日本プロ麻雀連盟)
逢川恵夢(日本プロ麻雀協会)
白田みお(RMU)
日當ひな(日本プロ麻雀協会)
予選3組
杉村えみ(日本プロ麻雀協会)
成瀬朱美(日本プロ麻雀協会)
松嶋桃(日本プロ麻雀協会)
安達瑠理華(RMU)
決勝シード(前年度優勝者)
米崎奈棋(日本プロ麻雀協会)
上記のメンバーでの戦いとなりました!この記事では対局の概要、場面によっては詳細まで確認しましょう。
予選2組
東1局 親白田 ドラ
白田が幸先よく赤1の待ち立直を 6巡目に放つ。
逢川が11巡目に追いつき、生牌ドラのを切って勝負。
待ち平和で追いかけ立直を放つも同順に白田がツモ。2000オールで先制する。
東1局 1本場 親白田 ドラ
日當が好配牌で4巡目に待ち平和の立直。高め
で一気通貫。逢川が七対子イーシャンテンで
が余り放銃となる。
日當←逢川8000のあがりとなる。
東2局 親逢川 ドラ
逢川がドラを雀頭とし、バックの5800の聴牌を入れる。石田はソウズのホンイツに寄せるがなかなか聴牌せず、海底でようやく聴牌。
逢川と石田の二人聴牌となる。
東2局1本場ドラ 親逢川
石田が9巡目にドラを暗刻にして立直。待ちは。次順に逢川が
聴牌で追いつくも石田が一発ツモ。3000・6000のあがりに。
東3局 親日當 ドラ
白田が平和赤1ドラ1の手を立直。これも一発ツモとなり、3000・6000のあがりに。逢川と日當はやや置いていかれる展開となってしまった。
東4局 親石田 ドラ
石田平和のみ待ちをダマテンとし700オールをツモ。白田がドラ雀頭赤1の三暗刻のイーシャンテン。逢川がソウズのホンイツの聴牌を果たしており、うまく交わした形となる。
東4局1本場 親石田 ドラ
二着目の石田の親番を蹴りたい白田の7巡目の手牌。
打点MAXを見るならドラ受け、三色、赤受けを残した打だがスピードも優先して白田は打
を選択。
親の石田はドラ受けを残した七対子のイーシャンテン。暗刻となったを空切りする。
白田はそのをチーして打
で2000点の聴牌として
をツモ。500・1000のあがりとした。石田の親番を蹴ることには成功したが、決勝進出の決め手になり得る手を安くしてしまった印象があった。
南1 親白田 ドラ
石田の親を蹴り、トップ目で親番を迎えた白田はリードを広げたい所。
白田は4巡目にドラが浮いている形だがタンヤオ平和赤1のイーシャンテン。是非決定打にしたいところ。
ここで石田がを暗刻にして仕掛けて
待ちの2000点聴牌。かわしにかかる。
逢川もをポンしてこの形。ドラ色のチンイツで手を進める。
ソウズ染めの逢川の上家である白田。ここはを切り受け入れ最大に取る。
しかし、を自力で重ねて聴牌。
待ちの立直をかける。
逢川はをチー。
待ちのハネマン聴牌。これで3人聴牌となり捲りあいとなった。
結果は逢川がをつかみ石田の2000点のあがりに。トップ目白田の親立直をかわすことに成功した。
南2局 親逢川 ドラ
段ラスで親番を迎えてしまった逢川はなんとしてでも連荘したい所。
5巡目に単騎の立直。親のこの状況であればツモって満貫のこの立直は充分な所。あとは一人旅になりたい所だったが・・・
日當に同順で待ちの平和赤1の追いかけが入り、これを掴んでしまう。ラス目で親番を終えてしまい、勝ち上がりは厳しい状況となった。
南3局 親日當 ドラ
上位二人とはまだ差がある日當。親番で自分の時間帯を作りたい所。
6巡目でドラをポンしてイーシャンテン、上位陣にプレッシャーをかける。
石田も暗刻で整った形。
白田もイーシャンテンとなり戦える形に。
白田が8巡目に先制立直。これをあがるとオーラスをトップ目で迎えられる。
石田も同順に待ちの追いかけ立直。あがるとトップに浮上し、オーラスは1局で終えられる。もしこの局負けても、オーラスに親番があるので立場的には攻撃的に打ちやすい立場と言える。
結果は石田がを掴み白田に1300の放銃となった。しかしこれでほぼ二人の一騎打ちとなり、石田としては戦いやすい形でオーラスを迎えることとなった。
南4局 親石田 ドラ
オーラス親番の石田。トップ目の白田との点差は6800点差。ツモなら2000オール。出あがりは7700あたりが現実的か。
立直8巡目に立直ドラ赤の待ち立直。あがればトップとなり決勝進出の立直です。また、この時点で4枚目の
は逢川が持っていたが自力で
を暗槓して流局しても決勝進出となる牌姿でした。
ここは一人聴牌で流局となり、続行となった。
南4局1本場 供託1 親石田 ドラ
局開始時点で石田と白田の差は3800点差。息詰まる戦いとなった。
石田がペン待ちの立直。
後筋となってしまったで日當が石田に放銃となるも2000は2300。まだ逆転しておらず、続行となる。
南4局2本場 親石田 ドラ
石田と白田の点差は500。あがった方が勝ちあがりとなり、二人聴牌であれば続行となる。
聴牌しないと敗退となる石田も最終ツモ番でなんとか聴牌を入れ、二人聴牌とする。流局して3本場に突入。
南4局3本場 親石田 ドラ
無事にツモって裏1。2600は2900オールで逆転! 1回戦に引き続きラス親を引いたプロが勝ち上がりとなった。
役満条件すらもなくなってしまって最後は厳しかったです。次回頑張ります!
オーラス3本場の大三元、真っ直ぐ押せなかったのが悔いが残りますね。応援ありがとうございました!
白田
東4局に日當プロのにホンイツにひよったのが勿体なかったです。こういう所だよ!って(笑)その後の南3局で待ちの立直するくらいの勝負ができるならなあ。オーラスは軽い手こいって念じていましたが通じなかったですね・・・
石田
親でピンフをダマに構えたところはリーチで決めに行くべきでした。南3局白田プロの待ちの1300に放銃した局は立直にはいかずにドラポンの日當プロと白田プロにやりあってもらうかちょっと迷いました。このあたりは負ける要因になり得た局なのですが、オーラスなんとか連荘出来て最終局はすんなりリーチできて良かったです!初出場の時に平岡さんに負けたので決勝は平岡さんにリベンジしたいです!
予選3組のメンバーは
杉村えみ(日本プロ麻雀協会)
成瀬朱美(日本プロ麻雀協会)
松嶋桃(日本プロ麻雀協会)
安達瑠理華(RMU)
の4名です。お楽しみに!