8月19日・20日に開催される「SUMMER SONIC(サマーソニック)」は、国内最大規模のロックフェスです。サマソニでは音楽だけでなく、様々なアトラクションが用意されているのですが、実はその一つに「麻雀」があるのです。
約10年前から毎年開催されている「SONIC VEGAS(ソニックベガス)」では、ルーレットやブラックジャックなどの 「CASINO
今年は、渡辺洋香、東城りお、魚谷侑未、菅原千瑛、松岡千晶、吾妻さおり、大澤ふみな、山脇千文美、米崎奈棋、樋口清香、ジェン、山口まやの10名の人気女流プロの参戦が決定!
初心者の方でも麻雀を丁寧に教えてもらえますよ!
今回はソニックベガスの魅力について、麻雀専門サイト「麻雀豆腐」さんと共同取材してきました!
サマソニとは
言わずと知れた、国内最大規模のロックフェス。
今年もFOO FIGHTERS、CALVIN HARRIS、BLACK EYED PEASなど超一流のアーティストを招いて、8月19日(土)、8月20日(日)の二日間に渡って行われます。
▼サマーソニック2017公式サイト
http://www.summersonic.com/2017/
▼トップアーティストからサマソニを機にブレイクする新人まで、ジャンルを超えた多彩なラインナップが大きな魅力だ
http://www.summersonic.com/history/
サマソニのもう一つの顔「アトラクション」
サマソニは音楽だけじゃない!ヘッドホンをつけてDJの流す音に合わせて踊るディスコ<SILENT DISCO>や、サマソニ名物!お笑い、怪談、大道芸となんでもアリの<SIDE SHOW>といったたくさんの楽しめるアトラクションが用意されています。
▼サマーソニック2017アトラクション
http://www.summersonic.com/2017/attractions/
本格アミューズメントカジノ「SONIC VEGAS」で麻雀を打とう!
様々なアトラクションの中で一際異色を放つのが、本場ラスベガスさながらの本格的なアミューズメントカジノブース「SONIC VEGAS」!
ポーカー、ルーレット、ブラックジャックなど様々なゲームがプレイできるブースですが、その中でなんと麻雀が楽しめるエリアがもうけられているんです!
ただ麻雀が出来るだけではありません。毎年豪華な女流雀士たちがゲストとして登場。
美貌と強さを兼ね備えた一流雀士が、今年もサマソニに大集合!
▼ソニックベガス カジノエリア運営日時
8/18(金) :22~5時
8/19(土):13~20時、22~5時
8/20(日):13~20時
▼ソニックベガス 麻雀エリア運営日時
8/18(金) :22~4時
8/19(土):13~19時、22~4時
8/20(日):13~19時
▼女流プロスケジュール
・8/18(金)22~5時
吾妻さおり(日本プロ麻雀連盟)
ジェン(日本プロ麻雀連盟)
山口まや(最高位戦日本プロ麻雀協会)
・8/19(土)13~19時
魚谷侑未(日本プロ麻雀連盟)
菅原千瑛(日本プロ麻雀連盟)
東城りお(日本プロ麻雀連盟)
渡辺洋香(最高位戦日本プロ麻雀協会)
・8/19(土)22~4時
吾妻さおり(日本プロ麻雀連盟)
大澤ふみな(最高位戦日本プロ麻雀協会)
松岡千晶(日本プロ麻雀連盟)
・8/20(日)13~19時
樋口清香(最高位戦日本プロ麻雀協会)
山脇千文美(日本プロ麻雀連盟)
米崎奈棋(日本プロ麻雀協会)
渡辺洋香(最高位戦日本プロ麻雀協会)
サマソニで麻雀ってどんな感じ?
実際ブースでどのようにして遊べるのか、また来られた方がどのように楽しまれているのか、毎年参加されている渡辺洋香プロ(最高位戦日本プロ麻雀協会)にお話を伺いました。
1)サマーソニックに携わるきっかけとなった経緯は?
-----最初にサマーソニックで麻雀イベントをやりましょうというお話は、どのようなきっかけからだったのでしょうか?
渡辺 当時のサマソニ担当者さんが「だめんず・うぉ~か~」を見て下さっていて、この作品がきっかけとなり、オファーして頂くことに繋がりました。
※だめんず・うぉ~か~:倉田真由美氏による漫画作品。扶桑社の週刊誌『SPA!』にて2000年6月14日号から2013年4月まで連載。だめんず会ヨーコ会長こと渡辺洋香プロは倉田さんの相方として登場することが多くありました。
-----その時はサマーソニックというイベント自体はご存知でしたか?
渡辺 サマーソニックのことは知らなかったんです ^^; 。個人的に音楽は好きですし、沢山人が来るところで麻雀が出来たらとても良い宣伝になると思い、喜んで引き受けさせて頂きました。
-----それまで、音楽フェスなどに行かれることはありましたか?
渡辺 それまではなかったんです。
-----実際行ってみてイベント全体の雰囲気はどうでしたか?
渡辺 何かすごい、とにかく人がすごい!こんなのがあったんだー!というのが正直な印象でした ^^ 。
※【サマソニ2016】2日間で東京・大阪合わせて19万人が来場。
2)ソニックベガスにはどのような方が遊びにいらっしゃいますか?雰囲気などはどうでしょうか。
-----音楽フェスに来ていてソニックベガスで麻雀する人はどのような方ですか?
渡辺 サマソニに来場したお客さんは、ずーっと何かを聴いているわけではなくて、目当てのアーティストと目当てのアーティストとの間に、空き時間が出来てしまいます。その間は結構みんな暇なんですよ ^^ 。そのような時間帯にソニックベガスに来るんです。暇つぶし(笑)。
-----遊びにいらっしゃる方はどのような感じの人ですか?
渡辺 たまに麻雀を打っていてゲームに慣れている方もいれば、かなりやり込んでいる方もいらっしゃいます。一方で見ているだけの初心者の方もいます。そんな人には「やりましょう!やりましょう!」と声を掛け、その場で麻雀を手取り足取り教えてあげます ^^ 。
なんでもありの楽しさがあります。代々木公園で毎年開催している「青空麻雀」のようなイメージですね。
-----なるほど!
渡辺 1卓に1人ずつ女流プロがいるので、必ずプロと打てるのが魅力です。しかもプロと打ちながら、後ろから別のプロが教えてくれるというメリットもあります。
3)この11年間で何か変化を感じられる部分はありますか?
渡辺 これまで11年間、今年で12年目です。初めての年は2000年でしたが、その時はオアシスが出演していました。それからずっと毎年です。毎年楽しみに遊びに来てくださる人もいて、顔も名前も覚えている方もいます ^^ 。
-----普段から雀荘に行っている方なんでしょうか?
渡辺 恐らく行っていないと思います。そんなに普段はやっていないのに、毎年サマソニでは必ず来るんです!
-----その人はもともと音楽が好きでサマソニに来てたんでしょうか?
渡辺 そーなんですよ。そう考えると面白いですよね ^^ 。
-----音楽フェスのサマソニに来てた人たちの中で麻雀ブースに寄る方がいらっしゃるんですね!
渡辺 ソニックベガスを全く知らなくて「こんなのやってたんだ!」というお客さんもいます。毎年参加者は増えてますね。
4)ソニックベガスの楽しみ方は?
-----ソニックベガスでの楽しみ方など教えて下さい!
渡辺 ソニックベガスはカジノエリアと麻雀エリアがあって、ルーレットやブラックジャックも遊べます。ディーラーさんがいるので本格的なカジノゲームの雰囲気を味わえますよ。
麻雀は、東風戦1回(20分)で1,000円(1ドリンク付き)です。麻雀でプロより着順が上になると、ルーレットやブラックジャックで遊べる「サマソニドル」というチケットを獲得でき、さらにプロと一緒にチェキが撮れる得点もあります。サマソニドルの獲得ランキングがあって、優勝者は来年のサマーソニックチケットや宿泊券などが貰えるんです。これが目当てでソニックベガスに来られる方もいらっしゃいます。
麻雀はこれまで、25,000点持ちの30,000点返しだったのですが、最近はプロにハンデをつけるようにしました。プロから他のプレイヤーに1,000点ずつ配り、プロは22,000点スタートにしています。プロはより真剣になり、対局は盛り上がります!プロに勝ちたくて何回もチャレンジされる方もいらっしゃいます ^^ 。
熱が入りすぎて、音楽フェスに来ているのに、何故かずっとソニックベガスにいる人もいらっしゃいますね(笑)。
-----サマソニじゃないのかよ!(笑) 日本ではなかなかアミューズメントカジノに接する機会が少ないでしょうから、面白くてはまる人もいるんですね。
-----人気女流プロが参加されているので、普段雀荘に来ているファンの方とか来られますか?
渡辺 流石にいないですね。サマーソニックに来ていて、目当てのアーティストのステージが始まる前後の空き時間を利用して遊びにいらっしゃる方がほとんどです。
-----サマーソニックのチケットは安くないですからね、気軽に来れないですよね。
渡辺 あっ、でも前に私のファンの方が1人いらっしゃいました!1回だけでしたが ^^ 。
渡辺 今年は初参加の女流プロもいますので、常連の方も是非また遊びに来てくださいね ^^ 。
5)麻雀プロにとっても楽しい特別なイベント!?
-----サマーソニック自体は音楽フェスですが、参加する麻雀プロの方は音楽好きな方が多い!?ということはありますか?
渡辺 音楽好きな方もいるし、そうでない方もいらっしゃいます。基本的には麻雀の仕事ですね。プロの方はゲストで会場に入場しているので、スケジュールの合間にライブも聴けますよ!仕事の次の日にライブを満喫する人もいれば、初日にライブを楽しんで、翌日仕事をする方もいます。スケジュールの内容によって臨機応変に対応して満喫していますね ^^ 。
-----11年間という長い期間、このお仕事を続けてきた大きな理由などございますか?
渡辺 やっぱり私も楽しいから!1年に1回のイベントで、この仕事で新鮮な気持ちになれます。この仕事は楽しいです。たまに私の好きなアーティストが来ることがあって、仕事とのタイミングが合えばステージに聴きにいきますね。私も音楽好きなので!
-----お仕事中の衣装はチャイナドレスですね
渡辺 はい、毎年チャイナドレスです。その方が目立つし、私服だと誰がプロだかわからないということもあります。ベタだけど分かりやすくて、実際みんな見てきますよ(笑)。やっぱチャイナドレスでしょ!^^ お客様からも評判も上々です。
6)最後にイベントに来られる方にメッセージをお願いします。
渡辺 ソニックベガスで毎年遊んでいただいてるお客様、いつも本当にありがとうございます。まだ来たことが無いお客様も、是非一度遊びに来てください。麻雀の経験がない方でも女流プロが手取足取り教えますよ ^^ 。サマーソニック2017でお待ちしております!!
なぜサマソニにカジノや麻雀が?
大音楽フェスのサマソニで、なぜカジノ?なぜ麻雀?
「SONIC VEGAS」誕生のきっかけを、仕掛け人の清水直樹さんにお伺いしてきました。
清水 直樹 (しみず なおき)
株式会社クリエイティブマンプロダクション 代表取締役社長
1965年 静岡県生まれ
1987年 グローバル・エンタープライズに入社
1990年 クリエイティブマン・プロダクションの立ち上げに参加
1997年 代表取締役に就任
2000年 日本初2大都市同時開催フェスのサマーソニックをスタート
2012年 外資最大手のプロモーター「LIVE NATION」とLIVE NATION JAPAN合弁会社を設立
延べ1500以上の海外アーティストを招聘する実績を持つ。
-----サマーソニックを始められたきっかけはどういったものだったのでしょうか?
清水氏:うちは、クリエイティブマンプロダクションという海外のアーティストを呼ぶ洋楽プロモーターなんですよ。それが、1990年に始まったんです。それから、10年経って、その頃から海外ではロックフェスっていうものが圧倒的に支持されるような時代になったんです。日本でもフジロックという、みんなが知っているフェスが1997年に始まって、それを追いかけるように僕らが2000年にサマーソニックをスタートしたんです。
-----当時、ロックフェスは時代の大きな潮流だったんですね。
-----フジロックというのは、当時から成功していたフェスだったんでしょうか?
清水 うん、そうだね。
-----日本でも大型のフェスが成立すると考えられたのでしょうか?
清水 フジロックはキャンプフェスと言って、田舎でやるフェスなんです。フェスって必ずそういったものと、あと、都市近郊でやる、もっと行きやすくて泊まらなくても楽しめるフェスの2つの選択肢あり、ファンがいるんです。僕はどちらかというと、都市近郊でやるフェスというものに魅力を感じたんですよ。当時それは無かったし、需要があると思ってスタートしたんです。
-----都市型の大規模フェスは当時は無かったんですね。そこから毎年開催され今年で18年も続くことになるんですね。
-----ソニックベガスはフェススタート時からあったのでしょうか?
清水氏 いやいや(笑) 流石に1回目の時はまだね、音楽以外に何か催しがあるスタートではなくて、音楽ステージも2つでしたよ。フェスというのは、ただ単に音楽だけを楽しむだけじゃなくて、みんなが楽しめるようなものを生み出さなくてはならないんです。開催を重ねる度に色々話題のステージが出来たりして、その中の1つとして、ソニックベガスもスタートしました。2007年から始まって今年で11回目です。
-----ソニックベガスはカジノエリアと麻雀エリアが併設されていますが、清水社長が考案されたのですか?
清水氏:そうだね。普通、ベガスと言ったらカジノやカジノゲームを連想するよね。フジロックにもカジノエリアがあって、ちょっと飲みながらルーレットなんかで遊んだりする場所はあるんです。ただ、そういったカジノエリアに「麻雀もある」というのは他にはなかなかないと思っていて、だったら麻雀も入れるぜ!(笑)となったんです。自分の趣味が興じて、初回からソニックベガスに麻雀エリアも導入したんですよ。
※清水社長は麻雀が非常に好きなんです。そのお話しは後半です。
-----麻雀エリアの反響はどうでしたか?
清水 麻雀エリアのコンセプトとして女流プロ雀士と対局する、というのを当時から打ち出していました。今でこそ女流雀士の認知度はどんどん上昇し、モデルの女性(岡田紗佳さん)までもがプロ雀士となる時代ですが、その頃はまだまだ現在のような状況ではなかったんです。女流雀士と対局しようと思ったら雀荘に行くしかなく、オープンな場で女流雀士と対局する機会はありそうでなかった。ソニックベガスでは、誰でも女流雀士と打てる、そうゆうオープンな場を作ったんです。
-----当時、清水社長は女流雀士というものを認識はされていましたか?
清水 認識はしていました。ただ、麻雀は友達同士で遊ぶことがほとんどで、雀荘へ行くことは滅多になかった。意外にそうゆう人は多いと思うんです。つまり、女流雀士と麻雀を打つ機会がほとんどないんです。そうゆう時代の中で、女流雀士とオープンな場でゲーム性を持った麻雀を打てるというのは、なかなか面白いと思ったんです。
-----今でこそ女流雀士が多く誕生していますが、当時は気軽に打てる機会もなかなかないですよね。
-----カジノエリアも ソニックベガス スタート時から併設されていたのでしょうか?
清水 そうですね。実はカジノも好きなんです(笑)。ラスベガスやマカオにも行きましたし、オーストラリアのゴールドコーストに行った時には毎日カジノで遊んでいましたよ。
-----そうなんですね(笑)カジノゲームだったらどの種目が好きですか?
清水 カジノだったらブラックジャックとバカラですね。カードゲームだね。両方とも好きだから、そういう意味では麻雀もカジノも僕の中では1つなんですよ。
-----清水社長自身の麻雀との関わりは何時からでしょうか?
清水氏 中学の時からみんなでワイワイやってたかな。受験勉強をするという理由で友達の家に集まって、実は麻雀やってたこともありましたよ(笑)。そんなことをやりつつ、高校時代には、たしか雀荘をやってた友達がいて、その人の家は雀荘をやらなくなってしまったんですが、元雀荘ということで卓が2、3台あって、卓と言ってもまだ手積みの時代ですよ。それで、学校が終わってからみんなでその人の家に行ってジャラジャラやったりだとかしてましたね。
そのまま、東京に来てからも、麻雀が好きな人や地元の友達とかもいて、雀友が4、5人いたんです。彼らと会う理由に麻雀やろう、ということもあって、良く集まってた。そういう感じで、やったりやらなくなったりした時期も含めてこれまで麻雀に関わってきたかな。
-----どのくらいのペースで麻雀を打っていられたのですか?
清水 東京に来て音楽業界に入った22歳当時はそれほど多くはなかったです。今ほど麻雀が上手でもなかったしね(笑)やったりやらなかったりする時期が続きました。
熱が戻ってきたのはここ10年くらいかな。業界で凄い麻雀が好きな人に出会ったり、業界の麻雀大会みたいなのがあって、それに参加してみたりで、そのあたりからまた火がついた感じです。
そういう流れも含めて自分の中で麻雀ブームが来ましたね。ソニックベガスもここ10年くらいで始めたので、この流れとリンクしてますね。
-----音楽業界の麻雀大会はどなたが主催されているのですか?
清水 レコード会社やマネージメントや音楽出版社の麻雀好きが集まって開催していました。ただ、僕が参加したのは最後の方で、最後2回くらい参加して恒例麻雀大会は終わってしまったです。今はその残党とやってますよ(笑)。
-----残党(笑)
-----麻雀は業界ごとにローカルルールがあると聞きますが、音楽業界特有なルールなどはございますか?
清水 音楽業界は割れ目とか赤牌が多かったりとか、芸能界寄りかな。東風戦がメインです。せっかちな人が多いんですよ(笑)。
-----アーティストの方で麻雀好きな方をご存知ですか?
清水 麻雀好きな人はポロポロいるらしく、そうゆう話を聞きますが、意外とアーティストとやることは少ないです。以前に何度かロックバンドのメンバーや女性アーティストと打ったことはありますが、雀友の中にはいませんね。
-----麻雀熱はまだ現在も持続しているでしょうか?
清水 続いてるね。人が集まったりして隙あらばやりますね(笑)。
-----競馬やパチンコなどはやりますか?
清水 競馬競輪はやらないです。自分がプレイするものしかやらないので、そういう意味では時間が空けば偶にパチンコなんかもやったりすることがありますよ。
-----麻雀をやってて仕事に活かせることなどありますか?
清水 そうだな、経営者という立場から見ると、活かされてはいると思うんだよね。麻雀は最終的にちゃんと計算が出来ないとだめだし、ある程度、最終形としての落しどころも考えなきゃいけない。そうゆう意味での、押し引きもあり、人の性格もいろいろ出るし、様々な要素を考える必要があるからね。参考にはなると思う。
-----社員同士で麻雀はやりますか?
清水 社員ではいませんね。社員を連れ回すのはあまり好きじゃないので。そのあたりは分けています。
-----スマホなどでオンライン麻雀はやりますか?
清水 たまに子供とゲームセンターに遊びに行って、子供が遊んでる間に少し麻雀ゲームで遊んだりする程度ですね。やっぱり人と対面して対局するのが好きです。
-----麻雀のどんなところが一番好きですか?楽しいさや醍醐味を感じる瞬間はどこでしょうか?
清水 麻雀は自分の中でゲームとしてパーフェクトです。ある程度の複雑さがあり、対人心理を読んだり、牌山という不確定要素があり、深いゲームだと思う。これ以上面白いゲームには巡り合ってないな。他に何十年もハマるゲームはないです。齢を取って老齢になったら、今度はボケ対策でやり続けようかなーと思ってますよ(笑)
-----他の業界でも、名前が知られている方にお話し伺ってみると、麻雀というゲーム性に対しての評価は高く、欠けている要素がないと言われる方が多いです。
清水 特にIT業界と頻繁に仕事するけど、サイバーエージェント、ミクシー、GMO、みんな麻雀チームがあったり、対抗戦やったりしているね。そのあたりの人たちは、仕事の中でも活かせるくらいの気持ちでやってるんだと思います。
-----IT以外だと博報堂や講談社といった会社も対抗戦に参加してますね。サイバーエージェントは麻雀部があって、顧問もいますよ。
清水氏:顧問が教えるの?すごいね!
-----麻雀は若い層にとって、怖いかったり一部ではダサいというイメージがあるみたいです。若い層や未経験者により普及させるためには「もっとオシャレにかっこよくなってほしい」という方もいらっしゃいます。
清水 世の中における「かっこいい!」と言われるような仕事をしている人が「麻雀ってこんなに楽しいんだよ」って啓蒙的なことをすると、かなりイメージが変わると思う。
イメージを変えるためには、麻雀をプレイする場がもっと洗練される必要もあると思います。僕らもそういう意味では、サマーソニックっという音楽フェスとしてはトップブランドの場で麻雀エリアを展開することで貢献していると思うよ(笑)。
最近は女性プレイヤーがすごく増えているし、麻雀アニメなども出てきているしね。これから一気に麻雀がブームになったりするかもしれませんよ!