麻雀プロリーグ「大和証券 Mリーグ2019」。29日目の戦いが11月14日(木)に開催された。
【出場チーム】
赤坂ドリブンズ
KADOKAWAサクラナイツ
KONAMI麻雀格闘倶楽部
セガサミーフェニックス
第1試合は丸山、魚谷、沢崎、前原が出場。
大きく場が動いたのは東3局。
沢崎がリャンメンを壊す思い切った暗槓。この暗槓でを引き入れ、単騎のリーチに出る。
これを見事に一発ツモ。が切れ、暗槓のため、、の両面がそれぞれ否定できることが単騎リーチに踏み切れる理由の一つだった。
東4局には魚谷が序盤に国士無双イーシャンテンとなる。イーシャンテンの時点ではは山に三枚ずつ残っていたが、丸山の仕掛けで食い流れてしまい聴牌に至らなかった。
南1局1本場には丸山が5800をアガリ接戦から抜け出すかと思われた。しかしその次局・・・
沢崎が6巡目に四暗刻聴牌。脇にアガリ牌が流れ残り1枚となっていたが最後ののツモアガリを決めた。
南2局1本場では丸山と魚谷の2軒リーチに前原が踏み込み丸山から8000をアガり2着目に浮上。
南4局では魚谷が2局連続で12000をアガり沢崎に詰め寄るも、最終局は沢崎が丸山からアガりトップを決めた。
1位 沢崎(サクラナイツ)+71.8
2位 魚谷(フェニックス)+19.5
3位 前原(麻雀格闘倶楽部)▲33.3
4位 丸山(ドリブンズ)▲58.0
第2試合はたろう、近藤、沢崎、藤崎の対局。
第二試合も接戦な展開が続いた。東4局では全員聴牌の1局を藤崎がタンヤオ・平和のダマテンで制してトップ目で南入したものの、その素点は26300点持ち。ほぼ開局と同じ状態で南入となった。
そのまま接戦が続き、やや置いて行かれたたろう。しかし南3局1本場の親番で渾身の6000オールで一気にトップに浮上した。
その後の2本場でも2600オールでリードを広げたが、2着目の近藤が3本場で2000・4000をアガり最終局たろうからの満貫、または跳満ツモで逆転する条件となった。
そしてそのオーラス。前述のダマテンでの満貫、ツモれば跳満の聴牌がなんと5巡目に入った近藤。ここは大きな逆転チャンスとなったが親の沢崎からリーチ宣言牌でアガリ牌が放たれ、苦渋の表情でロンと発声。辛くもたろうはトップをキープした。
「掴まなくて、というか見逃されなくて良かったです。」と安堵の表情でインタビューに答えるたろうだった。
1位 たろう(ドリブンズ)+63.9
2位 近藤(フェニックス)+17.7
3位 藤崎(麻雀格闘倶楽部)▲24.4
4位 沢崎(サクラナイツ)▲57.2
11月15日(金)はEX風林火山、渋谷ABEMAS、チーム雷電、UNEXTパイレーツの対戦。