麻雀プロリーグ「朝日新聞Mリーグ 2022-23 セミファイナルシリーズ 」8日目が4月21日(金)に開催された。
第1試合結果記事
第2試合出場選手
東:内川幸太郎
南:伊達朱里紗
西:鈴木優
北:勝又健志
第2試合
東1局、優がドラ2の手で先制リーチ。
親番の勝又がピンフ・赤2で追いつくと、現物待ちのためヤミテンに構える。
をポンしていた伊達も混一色でテンパイし、3者の捲り合いに突入。
勝又がを掴み、伊達の5200のアガリで幕を開けた。
失点スタートとなった勝又だったが、ここから怒涛の快進撃が始まる。
東2局、伊達の待ちリーチに勝又は嵌で追いかけると、伊達がを掴んで8000の直撃。
東3局は勝又がピンフのみの三面張をダマに構え、伊達から1000のアガリ。
ドラ引きの3翻アップを狙ったヤミテンに勝又らしさが光る。
東4局、優が嵌からに変化させて先制リーチ。
直後に親の勝又が嵌でテンパイを入れると、次巡にのシャンポン待ちに変わってヤミテンを続行。
優のリーチに対して伊達が一発目にを切っており、対子落としを仕留める形で7700のアガリをものにした。
東4局1本場も勝又が止まらない。
7巡目にピンフ・ドラ2のリーチを放つと、一発でツモって強烈な6000オール。
4連続のアガリで持ち点は5万点を超えた。
続く東4局2本場は優がピンフのリーチを実らせて1300・2600のアガリ。南入となる。
南1局、伊達の仕掛けと優のリーチがぶつかるが、制したのは優。
700・1300の加点で原点まで復活を果たす。
南2局、ピンズの混一色に向かった内川がをポンして嵌のテンパイ。
優がタンヤオで仕掛けて嵌のテンパイで追いつき、さらに親の伊達が待ちのリーチをぶつける。
優がを掴むもオリに回り、内川がをツモ切って決着。
伊達の高目でのアガリとなり、12000の直撃に成功した。3着目に浮上を果たす。
続く南2局1本場は勝又が嵌のヤミテンを内川から仕留め、2600のアガリで局消化。
槓子になったをツモ切りしたことが功を奏した。
南3局は伊達と内川のリーチが激突、激しい捲り合いとなる。
この局は内川が1000・2000のツモで制し、オーラスへ。
オーラス、持ち点は親の勝又が55,200、優が23,400、伊達が15,200、内川が6,200という並び。
優が4巡目に三面張の部分を仕掛けての後付けでテンパイ。
直後に勝又からが打たれ、2000のアガリで2着逃げ切りを決めた。
東場に4連続のアガリを決めた勝又がトップを獲得。
風林火山と雷電、Piratesとサクラナイツの順位がそれぞれ入れ替わった。
第2試合結果
1位 勝又(風林火山)+73.2
2位 優(Pirates)+5.4
3位 伊達(麻雀格闘俱楽部)▲24.8
4位 内川(サクラナイツ)▲53.8
4月21日トータル結果
Pirates(仲林1着・優2着) +77.0
風林火山(亜樹4着・勝又1着) +21.1
麻雀格闘倶楽部(寿人2着・伊達3着) ▲22.6
サクラナイツ(渋川3着・内川4着) ▲75.5
Piratesが8連戦を11222412で終えて遂にプラス圏に浮上する結果となった。サクラナイツは苦しみ6位に。風林火山は勝又のトップで再び3桁に乗せたがまだまだ全体のスコアは均衡状態。まだまだ熾烈な戦いが来週も続いていくだろう。
第2試合各局詳細
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