『藤田晋 invitational RTDトーナメント2019』のグループDの3回戦、4回戦が7月7日(日)に放送された。
対局メンバー
石橋伸洋(最高位戦日本プロ麻雀協会)
白鳥翔(日本プロ麻雀連盟)
瀬戸熊直樹(日本プロ麻雀連盟)
仲田加南(日本プロ麻雀連盟)(初出場)
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3回戦
序盤は石橋と白鳥がリードして進めたが、南1局1本場の親番に瀬戸熊がリーチ・ツモ・赤・ドラのアガリを決めて上位に二人を交わしてトップ目に立つ。
その後南2局に石橋先制リーチの白鳥から12000をアガり再びトップ目に。リーチ時点で白鳥は山に5枚、石橋の待ちは1枚だったが白鳥にとって厳しい結果となった。
その後の1本場石橋とおよそ1万点差の瀬戸熊が残りのツモ番1回でリーチに踏み切り、ドラを一発ツモ。3000・6000のアガリを決めてトップをもぎ取りトータル首位の芽を残した。オーラスは白鳥が3着を確保するアガリで3位での通過に望みをつないだ。
4回戦
石橋と瀬戸熊の首位争い、仲田と白鳥の3位争いと焦点がはっきりとした4回戦を迎えた。
東1局、まずは石橋が平和・高め三色のリーチ。仲田との2軒リーチとなった。瀬戸熊が勝負に出るも石橋に捕まり8000。首位争いの決め手となりえる大きなアガリが東1局に生まれた。
東2局は仲田と瀬戸熊がそれぞれ大物手をテンパイ、しかし白鳥が仲田からの2600をアガリ事なきを得た。
白鳥は引き続き攻め続け、東3局にはツモれば4000・8000のリーチを打つも流局。しかしその後の1本場で仲田から8000の直撃を決め、現状トップラス。一気に条件を作り上げた。
その後南1局は瀬戸熊が仲田から8000をアガり仲田は一気に苦しい状況となった。南2局、仲田の親番、南3局の親番はどちらも石橋がアガりきり、オーラスも伏せて終局。白鳥と石橋の巧みなゲーム回しが目立った半荘となった。
首位の石橋は準決勝進出、2位の瀬戸熊はクオーターファイナルAに進出、3位の白鳥はクオーターファイナルBに進出、仲田は敗退となった。
首位通過の石橋は「最終ポイントだけを見ると楽勝に見えますが、瀬戸熊さんに十分条件が残っていたので楽な戦いではなかったです。1ゲーム目、2ゲーム目の連勝が大きかったですね。普段よく仕掛けているからこそアガれた小四喜だったとも思います。準決勝も、自分ができる麻雀をするだけです。引き続き頑張ります。」と語った。
次回はクオーターファイナルAの1回戦が放送される。猿川真寿、勝又健志、藤崎智、瀬戸熊直樹の対局となる。
▼RTD トーナメント2019本戦のグループリーグが終了、クオーターファイナル以降の卓組が決定
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