3月14日(日)竹書房が主催する麻雀日本一決定戦「麻雀最強戦2021」のプロ代表決定戦「因縁の血闘」が行われた。
今年の麻雀最強戦の開幕戦となった今回はMリーガー4名、去年のファイナリスト5名を含む豪華な布陣で行われた。
A卓からは井出洋介と朝倉康心が決勝に進出。B卓からは堀慎吾、新井啓文が決勝に進出した。
井出はこれまで最強戦でもダマテンにこだわるシーンがあったがこの日は積極的なリーチ攻勢に出る場面が多く見受けられた。
決勝戦では東1局に5800をアガった堀がリードしたが、東3局に親番を4着目で迎えた井出がなんとタンヤオのみのシャンポン待ちをリーチ。一発ツモの4000オールを決めてトップ目に浮上した。

しかし朝倉が2000・4000を決めた後、堀が4000・8000の大きなアガリを決めて井出は3着目と後退する。


しかし今日積極的にリーチに出ていた井出が南2局にホンイツ・七対子のダマテン。トップ目の堀から8000の直撃を決めて点差を一気に縮めた。

そして次局親番でも2600オールを決めて抜け出した。

南3局では新井が2000・4000、南4局では朝倉が4000オールを決めて大接戦の最終局となったが、最終局は流局となり井出が逃げ切りトップを確保。最強戦ファイナルの出場権を獲得した。
次回は3月21日(日)15時から「女流チャンピオン決戦」がABEMAにて放送。各団体の女流タイトルホルダーとMリーガーが集まり雌雄を決する。