ネマタの戦術本レビュー第640回「読むだけで勝てる麻雀講義 著:ゆうせー その13」

講義13

 回し打ちを考慮する際に、裏目(その牌を残していれば手が進んでいたような牌)が通るかどうかについてはこれまであまり触れられてこなかった内容なので意識しておきたいところです。「安牌が切れるうちは、可能な限りベタオリにならないために危険牌が浮かないようにする」と押さえておくと分かりやすいかもしれません。

 ただし、回ったうえにアガれることは多くないので、テンパイさえすればどこから入っても危険牌勝負に見合うような手であれば、安牌を切ってひとまず1シャンテン維持を選ぶことが多いです。逆に言えば、1シャンテンを維持しても、ほとんどのツモで手を崩すことになるようなら、一旦2シャンテンに戻して回る選択肢がないかを意識してみましょう。

 巡目が深いとテンパイしても押せないことが多く、流局すればテンパイだけでもテンパイ料が入るので、回し打ちの技術がより重要になります。切れない牌を1ブロックとして、他で4ブロック作ると考えると、回し打ちの場合もこれまで取り上げてきたような手作りの技術が活用できます。

実戦でよく出る!読むだけで勝てる麻雀講義

本書は、ネット麻雀天鳳とフリー雀荘の両方で圧倒的な好成績を叩き出し、なおかつ現役で学習塾の講師をしている著者が、丁寧に論理的に、かつ冗談を交えながら、実戦でよく出る麻雀の場面を題材に講義をしているものを、そのまま文字に起こしたものです。
まるで有名予備校の人気講師の授業を聞いているような、楽しい話を読むだけで勝てる作りになっています。
全22回の各講義では、豊富な牌図による説明に加え「ポイント」や「これだけは覚える!」といった見出しで重要部分がまとめてあるため後からの復習にも役立ちます。

 
ゆうせー(著)
単行本:1,620円
 

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