「麻雀に正解はある?」
— 禰摩多羅神 (@nemata4GG) 2019年1月21日
「麻雀に正解はある?」。多数のアンケートにご協力いただきありがとうございました。「ある」が56%。「ない」が44%とかなり拮抗しています。個人的には一般的には「ない」が多数派だけど、「ある」と考えている私のアンケートなので「ある」が過半数を取るとみていたので予想通りでした。
とはいえ、第13回でお話した通り、「正解」という言葉にどのようなイメージを抱いているかによっても変わるので、私と麻雀観がそれほど変わらない方が「ない」と答えることも、その逆も珍しくないと思っております。
「正解」が「必勝法」の意味であれば、「二人」「零和」「有限」「確定」「完全情報」である必要があるので、麻雀に必勝法はありません。しかし私は「正解」を「最善手」でとらえました。「最善手」であれば、勝敗が成立するゲームでさえあれば存在します。すなわち、「零和」「有限」でさえあればよいです。麻雀の何を楽しむかは人それぞれですが、何をもって勝ちとするかはルールで決まっているので、互いの利益が対立しているので「零和」ですし、必ず決着がつくから「有限」なので最善手はあります。
「最善手」の意味であっても、「正解がある」は違和感を覚える人も少なくないと思います。それでは次回からは、「麻雀に正解はない」がどのような意味で使われているのかを見ていこうと思います。