麻雀プロリーグ「大和証券 Mリーグ2019」。23日目の戦いが11月5日(火)に開催された。
【出場チーム】
KADOKAWAサクラナイツ
KONAMI麻雀格闘俱楽部
渋谷ABEMAS
セガサミーフェニックス
第1試合は和久津、白鳥、前原、内川が出場。
この日の麻雀格闘俱楽部は「好きなようにガラクタ。」という作戦であったが、この作戦が見事にハマった勝利だった。
それでは、「本日の作戦」のお時間です。
— KONAMI麻雀格闘倶楽部@Mリーグ【公式】 (@mfcmleague1) November 5, 2019
高宮まりお先生から、前原選手に向けて以下の指示が出ております。
本日も、燃えております。 pic.twitter.com/1n2sRl8EBS
前原は東1局からペンでリーチをかけると、内川がイーシャンテンから前順に切っているラス牌ので放銃。リーチ・一発・ドラの5200点をアガり局を進めた。
東2局は和久津が4巡目にリーチ・一発・七対子・赤を前原から仕留め、これまで出場した試合とは違い、序盤に高打点をアガることができた。
東4局では再び前原のガラリーが炸裂。単騎でリーチし、トイトイ・ドラ2のイーシャンテンの内川がまたもやラス牌のを引いて放銃。リーチ・赤1・ドラ1の5200点のアガりとなった。
トップ目で南入した和久津が南2局で、供託1000点と1本場をものにするため軽いアガリを目指すも、一度切っているドラので内川にチートイツ・ドラ2の6400点を放銃。トップの行方は分からなくなった。
南3局で親番迎えた前原が立て続けに1500・5800・7700と加点し、一気にトップ目に浮上。
その後、和久津が2局連続のアガリをきめ、和久津は今シーズン初のプラスで第1試合を終えた。
前原はインタビューで「まだチームはトータルで沈んでいるので、お父ちゃん(前原)が頑張らないといけないという感じですかね。ちょっとエース(寿人)が肩壊しちゃってんの。それまで頑張って息子(寿人)につないでいきたいと思います。息子がエンジンかかったらすごいですからね。期待してください」と話した。
1位 前原(麻雀格闘倶楽部)+63.8
2位 和久津(フェニックス)+3.0
3位 内川(サクラナイツ)▲21.4
4位 白鳥(ABEMAS)▲45.4
第2試合は内川、魚谷、多井、藤崎の対局。内川は連投となった。
東1局は藤崎がリーチ・ツモ・ピンフ・タンヤオ・ドラ2の跳満ツモ。東2局は多井が魚谷から東・ホンイツ・赤1・ドラ3の跳満をアガって高打点飛び交うスタートとなった。
辛くも9000点持ちとなった魚谷が東4局でリーチ・ツモの500-1000、南1局でツモ・ピンフ・赤2・ドラ1の満貫をアガり起死回生を狙う。
南2局では多井の先制リーチに押し切った内川が、多井からリーチ・一発・タンヤオ・ピンフ・ドラ1の直撃満貫をアガり、多井と並びトップ争いに参戦。
南3局には内川がトップ目の藤崎からリーチ・一気通貫・赤1・ドラ1の満貫をアガってトップ目に立つ。
トップ・下位争いともに熾烈となったオーラスでは、多井が2着を決める500-1000をアガり、内川はトップで終了した。このトップでサクラナイツはトータル首位に返り咲いた。
内川はインタビューで「チームの中では自分が一番ポイントをマイナスしているので、連投の指示を受けたときはより気合が入りました。跳満と満貫を親被りして厳しいとは思いましたが、トップをとれてよかったです」と話した。
1位 内川(サクラナイツ)+51.0
2位 多井(ABEMAS)+5.5
3位 藤崎(麻雀格闘倶楽部)▲16.0
4位 魚谷(フェニックス)▲40.5
11月7日(木)は赤坂ドリブンズ、EX風林火山、チーム雷電、U-NEXT Piratesの対戦。
実況・解説は日吉辰哉、多井隆晴。