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【Mリーグ】タキヒサ VS ルミアキ 対決はタキヒサに軍配! ドリブンズが苦境を脱する3勝!亜樹の2着を守った選択に注目!【2021シーズン11月1週目ハイライト】

【Mリーグ】タキヒサ VS ルミアキ 対決はタキヒサに軍配! ドリブンズが苦境を脱する3勝!亜樹の2着を守った選択に注目!【2021シーズン11月1週目ハイライト】

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10月4日に開幕となったMリーグ2021シーズン、第4週の月、火、木、金の試合終えを各チーム8試合、計32試合を消化した。

当記事では11月1週目に起きた出来事、トピックスを振り返る。

大注目の2021シーズン!11月1週目は4日中2日で100万視聴突破!

▼10月4日のABEMA視聴数ランキング

開幕日には150万視聴を越え、注目度の上昇を感じさせる2021シーズン。

11月1週目は 11/1 108万 11/2 97.8万 11/4 96.8万 11/5 110万 と4日間中2日間で100万視聴を突破。5日はここまで苦戦が続いたドリブンズが連勝。苦境を脱する様子が注目を集めた。

今後も盛り上がりの指標として、引き続き視聴者数に注目していきたい。

▼11月5日のABEMA視聴数ランキング

11月4日(木)は風林火山「ルミアキ」VS麻雀格闘倶楽部「タキヒサ」の戦い!

この週大きく話題になったのは11月4日(木)の対局。風林火山、麻雀格闘倶楽部、雷電、Piratesの組み合わせだったが、風林火山、麻雀格闘倶楽部の公式Twitterのやりとりで「ルミアキ」VS「タキヒサ」の戦いが実現された。

長年麻雀界を引っ張ってきたスーパースター同士の事前登板告知は大きく注目を集めた。

試合は滝沢、寿人が連勝を飾り、先日の両者のレギュラーシーズン連勝と同様に連勝。麻雀格闘倶楽部は一気に風林火山に詰め寄る結果となった。

第1試合結果はこちら

第1試合は滝沢が大トップ!

第2試合結果はこちら

第2試合は寿人がオーラス逆転勝利!

話題となった選択!亜樹のオーラスファインセーブ!

ここではSNS等で話題になった選択をご紹介します。

11月4日(木)第1試合 南4局 亜樹選手打2s放銃回避で2着堅守!

試合結果記事はこちら

対戦カード ©ABEMA

石橋、滝沢、本田、亜樹の対戦は序盤から滝沢が猛攻、親番での4連荘を含む5連続アガリで滝沢が一気に勝負を決めた。

しかしこのゲームで光ったのは滝沢の猛攻だけでなく2位争いを巡るオーラスの戦いである。

南4局

こちらはオーラス親番の亜樹の手牌。

南4局 亜樹の配牌 ©Mリーグ機構

やや遠いがアガリは見込めそうな手牌。まずは点差の確認。現状2着目で、3着目石橋とは3900点差。4着目本田とは11800点差。

状況的には下記決着には注意する必要がある。

・石橋の脇から3900は同着。1000・2000はまくられ。一人聴牌/ノーテンでもまくられ。

・本田の2000・4000、脇から跳満はまくられ。本田への6400以上の放銃は4着落ち。

となかなか難しい状況。2着を守りきるには

・まずは1局アガって考える

・この局で終わるには自分ノーテンかつ2人聴牌で流局、あるいは本田が石橋から8000までのアガリ

のどちらか。その前提を踏まえた上で選択を確認する。

亜樹の仕掛け ©Mリーグ機構

本田が役牌を仕掛けてソウズ、ピンズの中張牌を切り出してきており、[赤5]まで切られた。

本田はこの時点でマンズのホンイツで、かつ満貫以上がほぼ約束されている手牌であることが伺える。何故なら、ドラそばの[⑥][赤5]を手に組み込み自然に進行すれば、それで既に満貫が見えるはずの手牌でそれを手放してきているという事になるからだ。その為、本田への放銃には非常に気を付けなければいけない場面となった。

しかし自分の一人ノーテン、あるいは石橋の一人聴牌という結果になった場合は3着落ちとなるのでまだ聴牌は目指していきたい状況、かつこの[赤5]を仕掛けておけば5800から12000が見えてくる手牌。これは仕掛けるには十分と言える。

石橋の仕掛け ©Mリーグ機構

その後[南][五]と手出しをした本田、これはかなり聴牌が濃厚、聴牌ではない場合も完全イーシャンテンクラスの状態になっている可能性が非常に上昇した。亜樹は[赤五]を保持しているため、場に3枚見えている[五]はノーチャンス。両面であれば[一][四][六][九]、辺張や嵌張もパターンはあり、あとは満貫の為に必須となる役牌(この場面で残るは[白][発])は亜樹にとって打てない牌となった。

そして石橋はドラの[⑤]ポン、打[①]。こちらもアガれば満貫の聴牌に近い手であると言えるで。

この場面で厄介であることは石橋はソウズ待ちである可能性が高いという点、その理由はピンズ、マンズはそれぞれの5が分断されており、手牌を構成することが難しい。マンズと索子、その両方を抑えつつゲームメイクする必要が出てきてしまった。

ピンズ待ちに関しては、あるとすればシャンポン待ちになるだろう。(また、[⑤]暗刻使いからのポンの可能性も若干残っている。)

亜樹の7mチー 打2s ©Mリーグ機構

イーシャンテンとなった亜樹は石橋にやや怖い生牌の[⑦]を勝負。その後本田からツモぎられた[七]にチー発声。ここで[6]を勝負するかと視聴者の殆どの方は思ったであろう。

しかし亜樹はここで聴牌取らず、ワンチャンスの[2]の対子落としで[6]にくっつけなおしての聴牌を狙った。

この選択に至った要素として考えられるのは

・石橋、本田の危険なゾーンがかなり限定されている。

・最終手段として[⑥]を切ってのオリを考慮に入れている。

・長引けば石橋がオリを選択することもあり、その時は自分もオリに回ることができる。

といった要素を総合的に考えた判断だと考えられる。

本田の8000のアガリ ©Mリーグ機構

結果はその直後に[3][6]待ち([9]は役無し)だった石橋が[一]を掴み、長考の末勝負。本田が8000のアガリで3着に浮上、亜樹は2着を守り切る結果となった。

石橋は、インタビューでもう数巡後であれば[一]は止められたかもしれませんと語り、かなりギリギリの選択であったことが伺える。

もちろんワンチャンスとは言え、[2]も当たり得る牌。石橋から見た場合はワンチャンスであることはわからない為、かなり強い牌を押された印象を受けただろう。

亜樹が鋭く踏み込んだこの選択が石橋にプレッシャーを与えた面も大きいと言えるのではないだろうか。

編集部が選ぶ今週のWMEG(Weekly Most Exciting Game):11月2日第1試合 瀬戸熊vs瑠美vs魚谷vs松本

当記事では今後編集部が選ぶWMEG(Weekly Most Exciting Game)コーナーを実施していく。今回は2日火曜日の第1試合と決定。

試合結果記事はこちら

東3局1本場
東3局1本場 瀬戸熊 ツモ・タンヤオ・赤2 2000・4000 ©ABEMA

やや苦しい立ち上がりとなった瀬戸熊だが、東3の2000・4000で上位に詰め寄る。

南3局
南3局2本場 瀬戸熊 リーチ・ドラ2・赤 8000 ©ABEMA

魚谷、松本に先行を許すが、瀬戸熊がこの8000のアガリでトップ目松本と5000点差でオーラスを迎えた。

南4局

南4局 瀬戸熊 リーチ ©ABEMA

瀬戸熊は七対子で聴牌。地獄単騎の[南]待ちでリーチ。松本からのアガリ、もしくはツモれば無条件だ。

また、一発での6400であれば瑠美、魚谷からでも条件を満たす。地獄単騎でのリーチに踏み切った理由は一発を狙えるということもあるだろう。

南4局 瀬戸熊 リーチ・一発・ツモ・七対子・ドラ2 3000・6000 ©ABEMA

瑠美からの追いかけ立直を受けるも、瀬戸熊がなんと一発ツモ!裏ドラも乗せて3000・6000で大きなインパクトを残した逆転劇となった。

11月5日(5週目)終了時点の得点表(チーム・個人)

11月5日終了時点のチームランキング ©ABEMA

ドリブンズが5日に苦境を脱するチーム連勝を決めた。村上が復調すれば上位を再び目指していける状況が整うだろう。

11月5日終了時点の個人ランキング

第5週終了時点の個人結果はこちら。滝沢、寿人が個人連勝で上位に進出。丸山も3戦中2戦でトップをチームを引っ張る存在だ。丸山は1シーズン目は10戦1勝、2シーズン目は10戦2勝、今季は更なる飛躍と共に、これまで以上の出場を任される事になるのかも注目だ。

10月のハイライト記事

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【Mリーグ】雷電がスタートダッシュに成功!視聴人数は4日連続100万視聴の大台突破!【2021シーズン10月1週目ハイライト】

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この記事のライター

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