麻雀プロリーグ「朝日新聞Mリーグ2023-24」セミファイナルシリーズ3日目が4月11日(木)に開催された。
第1試合結果記事
第2試合出場選手
東:渡辺太(赤坂ドリブンズ)
第2試合
東1局、先制リーチは滝沢。ピンフ・ドラ1両面の待ちで先手を取る。終盤に太が追いつく。滝沢の待ち牌であるを引き入れて、フリテンながら待ちでツモにかける。両者アガリまではいかず、二軒テンパイで流局。第1試合に続き、静かな立ち上がりとなった。
東1局1本場、自風のを仕掛けた堀がとのシャンポン待ちでテンパイ。そこに松ヶ瀬がカン待ちでリーチをかける。最後は滝沢がで堀に放銃となった。
東2局、松ヶ瀬が三色も見込めるイーシャンテンになる中、太が役牌のを仕掛けて速度を合わせる。太はさらに持ってきたを加カンして臨戦態勢。二副露して最後は待ちになった。松ヶ瀬は、三色にはならなかったものの待ちでリーチ。待ちでテンパイした堀はダマテンで息をひそめる。息詰まる三軒テンパイは、をツモ切りリーチした堀が一発目にを持ってきて決着。頭ハネで松ヶ瀬のアガリになった。
東3局、親番の堀が待ちでリーチするも一軒テンパイで流局。堀は連荘に成功。続く東3局1本場、9巡目に松ヶ瀬がファーストテンパイ。待ちのピンフをダマに構える。同巡滝沢もテンパイ。こちらはメンホン・チートイツのタンキだ。松ヶ瀬同様ダマテンを選択した。ここは松ヶ瀬がツモアガリ。
東4局、太のカン待ちリーチの同巡に、滝沢が待ちの追いかけリーチで応戦。枚数的に有利だった滝沢が、不利だった太の当たり牌をつかみ放銃となった。
南1局、トップ目の松ヶ瀬の先制リーチに対し、2着目親番の太が追いかけリーチ。今度は枚数通りで、太が松ヶ瀬の当たり牌をつかみ、松ヶ瀬の勝ちになった。
南2局、全員がイーシャンテンでめくり合う中、堀がカン待ちでファーストテンパイ。堀は次巡ツモでカンへと待ちを変化させる。そこに太が待ちでリーチ。さらには松ヶ瀬がカン待ちで追いついた。最後は太がをツモって700/1300としてトップ目の松ヶ瀬を追う。
南3局、ラス目の滝沢がピンフで先制リーチ。悠々とツモって700/1300。
トップ目の松ヶ瀬と2着目の太、3着目の堀とラス目の滝沢が、ともに1000/2000条件になった南4局は、太が7巡目に先制リーチ。待ちだが、はタンヤオがつかない安めで、アガリ判断の難しいところ。親番の松ヶ瀬は、9巡目に追いついた。ペン待ちで追いかけリーチ。トップをかけためくり合いが始まる。最後は太がツモ。見事ドリブンズにセミファイナル初トップをもたらした。
太はオーラスのアガリ判断について「追いかけリーチが来るまでは、確定逆転の直撃以外はロンアガリしないつもりだった、追いかけリーチ後は、が脇から出ても裏1で足りるように条件緩和されたのですべてアガる判断に切り替えた。高めをツモれたのは幸運でしたね」と振り返った。
#Mリーグ 2023-24試合ダイジェスト?
— Mリーグ/プロ麻雀リーグ (@m_league_) April 11, 2024
南4局、#渡辺太 選手の逆転トップの満貫ツモ!
トップ目松ヶ瀬選手を追う太選手が
高めタンヤオのドラ1の手で
??待ちのリーチ!
親の松ヶ瀬選手も?待ちで
果敢に追いかけリーチ!
トップをかけた攻防は太選手に軍配!
?ツモの2000・4000で逆転勝利!
第2試合結果
1位 太(ドリブンズ)+58.6
2位 松ヶ瀬(風林火山)+10.5
3位 堀(サクラナイツ)▲22.1
4位 滝沢(麻雀格闘倶楽部)▲47.0
4月11日トータル結果
ドリブンズ(浅見3着・太1着)+39.7
風林火山(瑠美2着・松ヶ瀬2着)+17.6
麻雀格闘倶楽部(伊達1着・滝沢4着)+17.0
サクラナイツ(岡田4着・堀3着)▲74.3
ドリブンズがセミファイナル初トップを獲得、開始時点の2位に戻ることができた。
サクラナイツは4試合トップがなく6位陥落、しかし上位との差はまだそれほど大きくない。来週以降しっかり立て直していきたい。
明日は首位Piratesが登場、Piratesも苦しい出だしとなったがしっかり立て直してくるかどうか注目だ。
第2試合各局詳細
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