<麻雀最強戦2016プレミアトーナメント・修羅の道>◇5月12日
竹書房が主催する麻雀日本一決定戦「麻雀最強戦2016」のファイナル出場枠をかけて新設された「麻雀最強戦2016プレミアトーナメント」は、各大会ごとにテーマが設けられ、そのテーマに沿った雀士が登場する。手役のスペシャリストたちが集う第3戦「豪傑大激突」が5月12日に開催され、藤崎智(日本プロ麻雀連盟)が優勝した。
A卓を1位で勝ち上がった藤崎は、決勝戦の東1局、萬子と字牌で12枚あるところから、ホンイツに行かずにピンフのみのテンパイを取り、すぐにツモアガリ。一見もったいないように思えるが、森山にも高い手の気配が出ていたことと、滝沢にはすでにドラ単騎の七対子のテンパイが入っており、これを安全にかわすことに成功した。しかしこの後は手牌に恵まれたものの、アガリに結びつけられず、南場に入ると森山が親で連荘して50000点のトップに躍り出る。この連荘を止めたのが小島。2巡目の「リーチ・ジュンチャン・三色」のアガリを森山からアガリ、一気に場は平たくなる。すると「忍者」の異名通りおとなしく潜んでいた藤崎が、南3局の親で滝沢から「リーチ・三色・ドラ3」の18000点をアガリ、一気にトップの森山に並ぶ。オーラスも森山とのスピード勝負に勝って優勝を決めた。
プレミアトーナメントは全4回(「無法の哭き」「修羅の道」「豪傑大激突」「極限の攻戦」)行われ、各大会の勝者による決勝を勝った1名が最強戦ファイナルに進出する。
【出場者】
【A卓】瀬戸熊直樹、藤崎智、滝沢和典、望月雅継
【B卓】小島武夫、森山茂和、鈴木達也、加藤哲郎
【A卓】
1位 藤崎
2位 滝沢
3位 望月
4位 瀬戸熊
【B卓】
1位 小島
2位 森山
3位 加藤
4位 鈴木
【決勝】
1位 藤崎
2位 森山
3位 小島
4位 滝沢
プレミアトーナメント優勝者はファイナルC卓に入る
【プレミアトーナメント今後のスケジュール】
3/17(木) 無法の哭き・・・小林剛
4/28(木) 修羅の道・・・池沢麻奈美
5/12(木) 豪傑大激突・・・ 藤崎智
6/2(木) 極限の攻戦・・・【出場者】佐々木寿人 前原雄大 和久津晶 井出康平 森下剛任 村上淳 鈴木優 山井弘