<四神降臨2018王座決定戦>◇4月8日◇東京・麻雀スタジオ
スリアロスペシャルウィークの最終日、2017年度のタイトルを制覇し、麻雀界を盛り上げた豪華プロ総勢14名の対局『四神降臨2018王者決定戦』が4月8日に行われ、村上淳(最高位戦日本プロ麻雀協会)が優勝した。村上は3/31に開催された四神降臨2018王座決定戦、麻雀の鉄人に続き、9日間で3冠を達成した。
今回の対局のメンバーは下記メンバーとなった。
◇準決勝シード
多井隆晴(R):四神降臨2017王者
村上淳(最):第42期最高位、四神降臨2018王座
◆予選A卓
金太賢(協):第16期雀王
齋藤豪(連):第11期RMUクラウン優勝
石原真人(μ):スリアロCS2017グランドチャンピオン
竹居みつき(協):四神降臨2018女流王座
◆予選B卓
松ヶ瀬隆弥(R):第9期RMUリーグチャンピオン
佐月麻理子(協):第26期麻雀マスターズ優勝
綱川隆晃(協):第12回オータムチャンピオンシップ優勝
今西祐司(最):第1期新輝戦優勝
◆予選C卓
井出洋介(μ):第15期将王
堀慎吾(協):第12期飯田正人杯・最高位戦Classic優勝
江崎文郎(協):第16期雀竜
魚谷侑未(連):第16回日本オープン優勝
システムは下記の通りとなっている。
・前回王者、および四神降臨2018王座決定戦優勝者は準決勝シード
・12名を3卓に分け予選を行う。予選は各卓1回戦行い、上位2名が準決勝へ勝ち進む。
・予選勝ち上がりの6名とシード2名、計8名を2卓に分け準決勝を行う。準決勝は各卓1回戦行い、上位2名が決勝へ勝ち進む。
・決勝は1回戦。トップを取った選手が優勝。
予選A卓からは斎藤、金が準決勝進出。予選B卓からは今西、佐月が準決勝進出。予選C卓からは堀、江崎が準決勝進出となった。
準決勝A卓のメンバーは村上、金、今西、江崎。準決勝B卓のメンバーは多井、斎藤、佐月、堀となった。
そしてA卓からは村上と今西が決勝進出。B卓からは斎藤、佐月が決勝進出となった。
決勝は東1局に村上が5200のあがりで先制、その後も村上がリードする展開となるが、南1局今西の4巡目立直に対して佐月が押し返し1300・2600のあがりをきめ、南3局にもあとがない今西からドラ単騎の立直を出あがり、村上を逆転。
オーラスの村上は2000点の佐月からの直撃、700・1300のツモあがり条件となったが、ドラ1の平和を聴牌し、ダマテン。見事佐月からの出あがりを決め、逆転優勝となった。
優勝した村上は「今日の決勝の相手は皆自分より10歳以上若いのですが、私は10年前は絶対彼らほどうまくなかったと思う。私自身もこれからどんどん研鑽を積んで死ぬまで麻雀プロであり続けようと思います。」とタイトルホルダーとしての決意を述べた。